2009年11月22日

【映画レビュー】スタートレック 〜スピルバーグの道はまだまだ〜


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さーて、スタートレック。
派手に宣伝してたけど、日本人にとって
スタートレックってそこまでスペシャルなシリーズじゃないからなぁと。
オイラも昔のスタートレックはちょろっと見たことあるから
なんとなーく知ってるくらい。
むしろ知らないほう。

でも、今回は、スタートレックを知らない人も楽しめる
という触れ込みだったし、
何といっても、オイラが崇拝するJ.J.エイブラムス様監督だからね。


ストーリーは
自らを犠牲に、800人の乗員の命を救った伝説のキャプテンを
父に持つ若者ジェームズ・T・カーク。
偉大な父親の道をたどることを決意した彼は、
一士官候補生としてUSSエンタープライズ号に乗船する。
ところが、宇宙へ出航した連邦艦隊の前に、
父を亡き者にしたロミュラン人の巨大宇宙艦が現れ、
エンタープライズ号とする艦隊は莫大な被害を受けてしまう。
惑星連邦に異常な憎しみを燃やすロミュラン人の目的とは…!?



うーんとね、ド派手〜だよ。
CGがガンガン入ってて、宇宙船や宇宙人や
コスチュームも斬新。
SFって楽しい〜って感じ。

でもさりげない人間描写やキャラクター達の葛藤も描いている。

でもねーこれだけの情報量を2時間の映画に詰め込むのは
これが限界だよねーって感じ。
常人にはこれ以上は無理。
伝統もあって、派手なアクションもあって、
かつ人間ドラマもある。
それをうまーくまとめたのはJ.J.エイブラムスの力量だね。
さすがとしか言いようがない。

だからこそ、中途半端に物足りなさを感じてしまったかも。
派手なら派手でダイハードばりに振り切るのもありだし、
人間ドラマならもっと深堀りできたよねって感じだし。
でもーものすごい熱いスタートレックのファンも満足させなければ
いけない。

その点、すべてのエンターテインメント要素を2時間の中で
きちんとバランスよくまとめ上げる
スピルバーグの偉大さを感じてしまった。

※スターウォーズは全3篇という長さがあるから、
本作との比較はちょっとフェアじゃない。


映画自体の話に戻すと。
かなりキャピキャピしてます(笑)
主人公のカークのチャラさはかなりおもしろい。
スポックも良かったしね。

ただSFだけに、宇宙船などの設定などがようわからんから、
スタートレックファンじゃないと「?」ってなるところが
要所要所にありましたよー。

映像のすごさは楽しいけど、どーなんでしょうねー。
まぁあんまり考えないで見たほうがいいのかも。
posted by 107gou at 18:34| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

【クリエイティ部】こんなiPhoneアプリはない 〜イマドキなCM〜




これおもしろい。
フロリダの観光CMですが、
iPhoneをパロってますね。

・ターゲット:(特に)iPhoneなどをデジタル機器を使いこなす、若い人?
・伝えたいこと:最高の自然や環境が本当に色々ありますよ
・どうやって?:「色々ある・多彩」というつながりでiPhoneアプリと比較


こういうシンプルだけど強いメッセージ最高だよねー
posted by 107gou at 18:15| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クリエイティ部(ちょっとクリエイティブなオハナシ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【RADIO107号室】最近のへヴィーローテーション


こんばんわ、忙しくても音楽と映画とファッションの
インプットは欠かさないようにしてるんですが、
最近のヘヴィロテです。


●Empire State Of Mind / Jay-Z feat. Alicia Keys





今度のJay-Zのアルバムはヤバいでしょ!
出てくる曲がどれもやばい。
Rhiannaとの曲もかっこよかったのですが
やっぱりこれ。
アリシア・キーズ好きとしては外せないし、
なんかニューヨークの質感がすごく出ている気がする。
個人的にニューヨークという街に思い出もあるし。
この曲、聴くと妙にせつなくなるねー。



●Down / Jay Sean feat. Lil Wayne



予想外にアタリだったのがこの曲。
なんかすごくポップなんだけど、こういうのはいいよねー。
パーティーとか行く時にテンションあがりそうー。
でもCash Moneyと契約してんだよね、このシンガー。
他の曲がインパクトないのがちょっと気になるけど。


●Bad Romance / Lady GaGa



このビデオやばいっしょ!
ムダなアイデア満載で素敵です。
Lady GaGaは結構評価真っ二つって感じですが、
やっぱり押さえるべきツボをしっかり押さえてるなーって。
曲の良さが光る。
オイラは結構お気に入りです。
Poker Faceもかっこよかったけど、サビのパワーでは
こっちのほうが勝るなぁ。

●New Divide / LINKIN PARK



低迷してる気がするロックの中で、期待が持てるバンドはやっぱりリンキン。
この曲は今までで一番、キャッチーなリンキンではないでしょうか。
それにしてもこの人たちはほんとにソツない。無敵。


●Check My Brain / Alice In Chains



なんとも懐かしいバンドですが、まさかの復活。
あの唯一無二の暗黒ボイスが特徴のボーカル・レインステイリーの
死去から、まさか新ボーカルを迎えて再復活とは。
そしてそこで出てきた曲がまた涙なくしては聴けない。
グランジ好きにはたまらん。
でもやっぱりドロドロ感は薄まったねー。
でもパールジャムといい、グランジが元気だ!(嬉)


●Holiday / Dizee Rascal



いやーまさかここまでくるとは!
UKじゃもはやスターになったラッパー。
手作り感満載のデビュー作から追っていたので、
ここまでキャッチーでかっこいい曲を作れるようになったとは
お父さん感激ですよ(だれ?)

でもこの人は音選びのセンスが抜群!
この曲、超かっこいいでしょ!


●I can transform ya / Cris Brown feat. Lil Wayne& Swizz Beatz



まさかのクリスブラウン。
この人も曲に恵まれてるよねー。
スウィズビーツ好きとしてはこのめちゃくちゃなサイバー感が好き。
もはやヒップホップとかを超えてるよね。
ビデオもアメリカ的。不景気とは思えん。


●Kids (Soulwax Remix)/ MGMT



原曲も好きだけど、このソウルワックスのリミックスもクソかっこいい。



なんか硬い音の曲が多いね。
ハードエッジな感じを求めてるのか。
またまたアフリカンビートみたいのも聴きたい今日この頃であります。


posted by 107gou at 02:23| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | RADIO107号室(音楽紹介しながらラジオ風にブログする) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月17日

【クリエイティ部】オフの贅沢〜商品の世界観を創る〜

最近、このCM好きです。




オフの贅沢。

これの絵コンテも見たことあるんですが、
いい企画やー。
ビールってなんとでも言えちゃうと思うんですけど、
大人の「オフの贅沢」ってこんなのいいよなーって妄想の世界ですよね。
でも、それをきちんと世界としてつくることで、
すごくシズル感じになってます。

あとこれも素晴らしい。






ヒコーキに乗ってるときって、着陸の時ってこんな心境ですよね。
ただ、乗るだけじゃなくて、想いを運んでいる。
そんなANAがこのご時世に企業CMを作ったことを評価したいですね
(なんで上から目線?)


どちらもターゲットが非常に明確。
そして伝えたいことも明確。
そのうえで、そのメッセージを
どのように伝えるかを、
ふわっと世界観を作りこんで伝えている。

これぞ、広告クリエイティブの醍醐味。
どちらもベテランクリエイターの仕事ですが、
やっぱりこういうクリエイティブを絶やしちゃいいけない。
広告って、云いたいことを言う機能ではなくて、
その商品や企業を表す世界観を作るインターフェイスなんだと
感じたCMでした。


※余談ですが、個人的に音楽はどちらのCMも
もうちょっと落ち着いたトーンが良かったなぁ〜。
posted by 107gou at 01:53| クアラルンプール ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | クリエイティ部(ちょっとクリエイティブなオハナシ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

【映画レビュー】エレジー 〜人生のトピックスのほとんどは老いと愛〜


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さーて、前々からこっそりマークしていた映画。
あんまりペネロペの映画って見たことないんだけど、
わりと出てるとイイ感じで存在感あって気になる。

それにしてもこの映画を「官能・エロチック」にカテゴライズしている
お店は罪深いぞーということでストーリーを、




黒髪の美しい学生コンスエラとカリスマ的な大学教授デヴィッドは、
出会った瞬間から惹かれあった。一夜限りの関係を求めたデヴィッドだが、
コンスエラの芸術品 のような肉体の虜になり、
一方のコンスエラは大人の愛に心を奪われる。
生まれて初めて身を焼き尽くすほどの情熱に駆り立てられる二人。
だが30歳を超える年の差は男を不安にし、
コンスエラはその愛の駆け引きに疲れて、遂に彼の元を去った。
しかし2年後、彼女はデヴィッドの前に突然現れ、ある願い事をするのだった…。





これ、本当に大人のビターでスイートな良い映画。
老教授デイヴィドのいい年して高校生みたいな態度とか、
なのに大人なコンスエラのコントラストがいい。

ちょっとしたディテールがなんか意味深くて、
考えさせられるし、味わいが深い映画だなぁ〜って。


おもしろいのが、
老いと美貌。一見、相反するように見えるものですが、
共通点がある。
それは何か、
「人を盲目にし、内面を見えなくしてしまう壁になるということ」

老いを気にして、自分を変えたり踏み込めないデイヴィッド
美貌により本当の内面を理解されないコンスエラ。

なんて悲しくも美しいんだろう。


結局、老いも愛や美貌も人生における気になるトピックス。
しかしそれに縛られすぎていないか?
たとえ、老いによる経験を積んだ者でも、
美しい美貌の女性でも、
メトロノームがなければ絶対にテンポがずれてしまうらしい
プロのピアニストのように、ずれていく。


そういった細かいディテールの描き方が非常に美しく良い映画です、
とてもロマンチックです。

女性の意見がぜひ聴きたいところですね。
posted by 107gou at 01:29| クアラルンプール ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】コレラの時代の愛 〜男心の真髄〜


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さてコロンビアが生んだ、世界的作家ガルシア・マルケス
(バッグのブランドじゃないよ)の原作をかなり忠実に
映画化した一品を
「ノーカントリー」で世界的俳優に躍り出たハビエル・バルデムが
主演。
やばいっしょ!


ストーリーは
若く純情な電報配達人が、ラバ商人の娘に恋をした。
来る日も来る日も情熱的な恋文を送り続けた青年は、
ついに娘の心を射止めることに成功。
ところが、名士との結婚を望む娘の父親は、
強引に二人の仲を裂いてしまう。
その後、二人は再会を果たすが、娘の心は青年から離れていた。
「あの恋は幻想だったの」。失意のどん底に突き落とされる青年。
娘はやがて父親の望んだ上流階級の医師と結婚する。
しかしそれでも、娘に対する青年の愛が弱まることはなかった。
青年は600人以上の女性と関係を持ちながら心は
娘に誓った変わらぬ愛と永遠の貞節を、
半世紀にわたって守り続ける…そして待ちに待った運命の日がやってきた。




うーん、スラムドッグ・ミリオネアと比べて
まさにコッテリな一品。
いや好きよこれ。

なんていうか俺はすごーーーく共感できた。
本気で一人の女性を愛する男の心ってこういうもんじゃないかなって。
たぶん同じだと思う。

男ってセックスと心が分離して考えられる生き物で、
女性はそれが一致する生き物なんじゃないかって思うことがある。

例え600人の女性と関係を持ったとしても、
心の中において、青年は一度たりとも
揺らがず忠誠と愛を一人の女性にささげたのは
間違いない事実だし、その確かさは男の俺はわかる。
はたして、それを女性が見てどう思うか、というのは
気になるところです。

ただ、男性にとって
本気で愛する女性への愛って、
たとえ自分の人生をなげうっても
貫く価値のあるものなんだと。


何よりもいいのが、この主人公の青年フロレンティーノは
愛する女性が結婚して、家庭を持って幸せそうな暮らしを送っているのを
見て、決して邪魔することもなく遠くからそっと見ているということ。

愛する人の家庭を壊しても自分の元へ引っ張るのも愛のカタチだとは
思うのですが、相手のことを思いやる愛なのかは疑問。
自分のところにやってきてくれたら理想と思いながらも、
相手の幸せを考え、そっと遠くから見守るのこそ、本当の愛のカタチだなって。
たとえ自分が一緒になれなくて不幸でも、相手が幸せなら
そのまま愛を秘め続けることはすごく男として共感した。

だからこそ、ラストは美しいなって思う。
熱烈に男に愛された経験のある女性は、
一度見てみるといいと思うな。



やっぱラテンの作家は濃いねー日本だったらこういう演出しなさそうー。
それにしてもハビエル・バルデムはヤバいですね。
超演技派じゃね?
今後、「この人の出てる映画はまず間違いない」鉄板の俳優に
なる可能性大。

posted by 107gou at 01:16| クアラルンプール ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】スラムドッグ・ミリオネア 〜直球こそ青春〜

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さて、出ましたね、最大の話題作。
アカデミー賞をとりまくったこの映画。
トレインスポッティングのダニー・ボイル監督。

ストーリーは
全ての答えの裏側にインドを疾走する彼の人生があった。
一問正解するごとに近づいていく、運命の恋。
必ず、君を見つけ出す――。

運じゃなく、運命だった。
アジア最大のスラム街・ムンバイで育った少年ジャマールは、
世界的人気番組「クイズ$ミリオネア」にて
一問を残して全問正解、一夜にして億万長者のチャンスを掴む。
だが、無学な彼は不正の疑いをかけられ、番組の差し金で警察
に連行され、尋問を受けることになってしまう。
彼は一体どうやって全ての答えを知りえたのか?
そして、彼がミリオネアに挑戦した本当の理由とは―?





こちらも実はそれほど、サプライズはなかったけど、
見た後にこれほど爽やかな気持ちになる映画は、最近あまりなかった。

もう最悪なスラムの暮らし。
その中でも自分の想いを貫く姿勢というのは
素晴らしいなと。

ダニー・ボイルという監督の映画は、
やりすぎなくせに、コッテリしてないところが好きです。
胃に持たれないトンコツラーメンみたいな感触といいますか。

変に有名俳優を使わず、
徹底的にインド人でまとめたところとかもいい。
この人って結構、アンチグローバルなところがあって、
だからあえて、ハリウッド的なキャスティングしなかったのかなぁ。
でもこういう映画がきちんと評価されるところにまだ
映画の世界の良心を感じる。

ハリウッド製作ながら、有名俳優をいっさい使わない監督って
メル・ギブソンなんかも結構そうですが、
これは非常にオーソドックスで見やすい映画です。

あんまり伝える言葉がない。
だけど、見て普通に楽しめる。

意外と印象に残らないけど、良い映画やねぇ。

posted by 107gou at 01:02| クアラルンプール ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】路上のソリスト 〜器用なジェイミー〜

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はい、たまたま見つけました。
個人的にジェイミー・フォックスの出る映画はまず間違いないことが
多いので、信じてみてみました。
ロバート・ダウニーJr.っつーのも間違いない感あるし。



ストーリーは、
LA.タイムズのコラムニスト、スティーヴは仕事に追われ、結婚生活も破綻し、
自暴自棄になりそうな日々を送っていた。
そんなある日、澄んだヴァイオリンの音色を耳にする。
そして、スティーヴは、たまたま通りがかった路上で
無心に2弦のヴァイオリンを奏でるホームレスのナサニエルと運命の出会いを果たす。
こんなにも美しい音楽を奏でる音楽家が、なぜ路上で暮らしているのか…?
そんな彼についての記事を書くために、スティーヴは取材を重ねていく。
そして、ナサニエルのその数奇な人生を発見していくことになり、
彼をもっとまともな暮らしの世界に救いたいと思うようになるが…



なんか実話らしいですね。
とにかくジェイミー・フォックス無敵な映画です。
この人、映画「レイ」といい、とにかく器用。
演技させれば、徹底的に役に化けるし、
歌を歌えば、今風のビートから、王道のR&Bソウルまでこなす。
で、実はスタンダップコメディアン出身だったり…

デンゼル・ワシントンとかと比べて
決してイケメンじゃないのに、なんでこうかっこいいんだろう。
セクシーなんでしょうね。


さて、この映画に戻りますが
ストーリーが淡泊かなぁ〜って印象。
逆に言うと、実話から変に脚色していないんだろうけど、
映画だと衝撃の展開などを期待してしまうので、
意外とあっさりと感じてしまった。


ただレベルが低いということではなく良作です。
非常に作り手の誠実さと良心が感じられると思いました。

自分が自分でいられるということが
いかに大事か…うん、なんだか地味だけど
染みる映画ですよ。


posted by 107gou at 00:42| クアラルンプール ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】PARIS(パリ) 〜人生にオチなんていらない!?〜


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さーて、別にフランスかぶれでもなんでもないのに、
妙に惹かれて見てみました、もはやフランスの鉄板女優ジュリエットビノシュら主演。


ストーリーは、
これまで描かれたことがない、”生きている”パリ。
病に冒されたピエール、弟を案じて同居を始めるシングルマザーのエリーズ。
彼らのアパルトマンのベランダから見えるパリの風景はいつもと変わりなく、
人々は日々を懸命に生きている。
アパルトマンの向かいに住む、美しいソルボンヌの大学生、彼女と関係を持つ歴史学者、
彼の弟で「お前は普通すぎる!」と言われ悩む建築家、
恋をするマルシェの八百屋、文句ばかりのパン屋の女主人、
ファッション業界の女たち、不法移民・・・
パッチワークのように紡ぎだされ、
クロスしてゆく何気ないパリジャン・パリジェンヌたちの日々。
この街は、今日も全てを受け入れ、包み込みながら静かに時を刻んでいる。




うーん、パリってオシャレなイメージあるじゃないですか。
○○の都とか言われるしさー。

だけど、ここで描かれるパリは
「普通の人が、普通に生きる暮らし」

おしゃれなパリのイメージっぽいパリもあれば、
小汚い店で働くパリもある。
安い賃金で働く移民のパリもあり、
アラブ人を雇うフランス人のちっちゃな差別のパリもある。
色んなパリに住む人がでてきて、
色んなシーンが出てきます。
それが爽やかに淡々と続く感じです。

だからドラマチックなオチとかないです
(いきなり言っちゃったけど)

でも、その普通の人が普通に恋して、悩んで、楽しんで生きる様
そのこと自体に意味がある。

「これがパリ。誰もが不満だらけで、文句を言うのが好き。皆、幸運に気づいていない。
歩いて、恋して、口論して、遅刻して、なんという幸せ。気軽にパリで生きられるなんて。」

ピエールの言葉は、この映画の全てを語っている。
人生にオチやわかりやすい結末なんて必要ないのかもしれない。
そのプロセスそのものが人生なのだから。

posted by 107gou at 00:33| クアラルンプール ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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