2010年07月28日

【映画レビュー】(500)日のサマー 〜男の子ココロ〜


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さーて、最近ちょこちょこ名前を聞く人気女優
ゾーイ・デシャネル。
そんなゾーイが主演のムネキュン(死語)な映画。

監督は、ミュージックビデオのディレクター出身で
「スパイダーマン4」に
大抜擢された新進気鋭の若手監督マーク・ウェブ。


まず、そのストーリーは

建築家を夢見つつ、グリーティングカード会社で働くトムは、ある日、秘書として入社してきたキュートなサマーに一目惚れしてしまう。トムは運命の恋を夢見る男の子、一方サマーは真実の愛なんて信じない女の子だった……。好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった二人。そんな中トムは、サマーに対して「彼氏はいるの?」と聞くと、サマーの答えはノーだった。恋愛と友情の間に果てしなく広がるグレーゾーン。人を好きになるって、どうしてこんなに楽しくて切ないんだろう。誰もがまた恋したくなる、二人の(500)日がはじまる!


めっちゃ普通そう…って思うでしょ。
普通そうで普通じゃない映画。

結論から言いますと、かなーりよい!
2010年ベストムービー候補に入るかもな映画でした。

あまり詳しくレビューすると500日のタネあかしに
なってしまうのでほどほどで申し訳ないのですが、

恋愛と友情のグレーゾーンで揺れ動く気持ちって
誰もが経験するじゃないですか?
付き合う前は、相手の気持ちがわからずドキドキするし、
付き合ったら付き合ったで、色々と不安も入り混じる。
そういう恋愛におけるリアルな気持ちの描写が
すごく等身大で共感できる。


すごく甘くて、ほろ苦いんです。
でも決して、普通の青春ラブストーリーに落とさず、
不器用な恋愛を結構、シュールに描いています。
それがまたいい。

全体的に思うのが、どちらかというと
「男の子ココロ」を描いているかなぁ〜って感じですね。
女子のみなさんは、恋するときの「男の子ココロ」の
お勉強になる…かもしれません(笑)
個人的には、「うわーめっちゃおれもそうや」って思った(爆)

あとこの映画で一番良かったのは、
2人の恋の結末。
人によってとらえ方は様々だと思いますが、
編集長的には、確かにこういうもんだよなぁ〜って
しみじみ思いました(誰?)


で、映像がスタイリッシュ。音楽の使い方も
非常に上手です。その点、さすが
ミュージックビデオ出身って感じです。

主人公がサマーと付き合えることになって、
毎日がハッピーで、通勤中に歌いだすシーンなどあるんですが、
本物ミュージカルばりの音楽と映像のシンクロなどは上手。
テンポが良い。

ミュージックビデオ出身の監督って、
さりげない挿入のイメージカットが上手なのですが、
この監督もそういうタイプ。
なんというか90年代オルタナ系な香りがしますね。

ライティングも丁寧だし、
カメラも安定している。
絵作りも無駄がなくて、シンプルでスタイリッシュ。
だから、間が持つんです。

このマークウェブ監督、
グッドシャーロットなど人気バンドのMVを撮ってますね。
だから感覚が若いんでしょうか。


いやーそんなテクニカルなことはともかく、
結婚前の20代半ばの男女の皆様にぜひ見ていただきたい
ムネキュン(だから死語)ムービーです。



posted by 107gou at 17:36| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月21日

【映画レビュー】ゴッドーファーザー 〜男の教科書〜


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さて、映画好きなら、知らぬものはいない不朽の名作。
パート3までありますが、いずれも200分を超える、
超長い大作であります。

改めて見ると、その偉大さに打ちのめされるー。

そんなゴッドファーザーシリーズ。
各シリーズのストーリーは

PART1は、
初代ゴッドファーザーのヴィト・コルレオーネの時代。
多くの陳情者がドンであるヴィトを訪れる中、
ファミリービジネスを手伝う長兄のソニー達とは異なり、
海軍に入隊し、堅気の道を生きる、末息子のマイケルが帰省する。
父であるヴィトもマイケルは堅気の道で生きていくと信じていた。
ある日、マイケルは父であるヴィトが抗争の中で狙撃されたという
ニュースを目にする。
その瞬間から、コルレオーネ家の運命は大きく、違う方向へ舵を切る…

PART2は、

1901年、シチリアのコルレオーネ村で父、兄、母を地元のマフィアのドンに
殺された一人の少年がニューヨークへわたる。
ヴィト・アンドリーニという名前のその少年は、入国監査局で
故郷の村と名前を間違えられ、「ヴィト・コルレオーネ」として
アメリカ人となり、ニューヨークで暮らし始める。

同時に1958年。
父を後を継いだマイケルは、ファミリーの発展のために、
ギャンブルビジネスに事業転換をはかり、ラスベガスへの移住を検討する。
しかし、多くの権力に阻まれ、自宅を狙撃されるなど家族の危険すら
感じる状態となっていた。
その中で、家族を守り、ファミリーを守るために
マイケルは、鬼となって、反逆者達と闘いを始める…
その戦いが、マイケルが一番守りたかったものを
己の手で壊してしまう道へのはじまりだとは気付かずに…


PART3:
だいぶ、年老いてきたマイケルは、父の名をとった
「ヴィトコルレオーネ財団」を設立し、慈善事業にせいを出し、
ヴァチカンより叙勲されていた。それを機に、長年の
違法ビジネスから引退を決意し、巨大企業を買収し、
合法的なファミリービジネスを次代に残そうと模索する。
しかし息子のアンソニーは、伯父フレドを粛清したマイケルの
ビジネスを継ぐ気はなくオペラ歌手になると言い張る。
そんな中、死んだ兄ソニーの遺児ヴィンセントと、
違法ビジネスを引き継いでいたジョーイ・ザザに抗争が起こり、
それがマイケルの思わぬ全面戦争へと発展する…




いやー長いけど、それぐらい濃いのよ。
今さらレビューするのもおこがましいですが、
この映画はマフィア映画じゃない。

愛する家族と、それを守ろうとする男の物語。
ネタバレ感もあるのですが、まいっか、
父ヴィトは、家族を守るために闘い、ファミリービジネスに手を染め、
友人を大切にして組織を作ってきた。
息子マイケルも、狙撃された父を見て、そして家族を守るために
組織に加わり、ファミリービジネスを動かしてきた。
しかし、どこからか、組織を守るために、家族を殺し、友人を殺し、
気がつけば、孤独になっていった。

本当に男が守らなくてはいけないものは何か。
男は何のために戦うのか。
愛するとはどういうことなのか。

もう男の生きざまを考えさせられる。
改めて見ると、その深さに圧倒される。
男なら絶対に一度は見るべきだと思う。

そして、最高の演技も注目。
まずヴィト役のマーロン・ブランド。
歴史に残る圧倒的な演技。
それも最高ですが、やっぱりアルパチーノ。
編集長、結構アルパチーノ大好きで、
まず間違いないと思ってます。

純粋な青年から、残忍なドンへ変貌する様を
こんなに自然に演じられるのはすごい。

そしてパート3で、後継者に後を譲り、
孤独や罪の意識にさいなまされた一人の男に戻る
瞬間の哀愁など最高です。
うーん、もはやレビュー不可能ですね。この映画。
posted by 107gou at 00:50| クアラルンプール ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】ビクトリア女王 世紀の愛 〜男的に理想の愛し方〜


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さてと、英国女王の伝記映画モノと言えば、
エリザベス女王のは結構あるのですが、ヴィクトリア女王は
意外となかったな〜。やっぱり晩年が地味であまり美しくないからか?
そんな失礼な言い方はともかく、気になったので見てみました。

ストーリーは
七つの海を支配し、イギリスを「太陽の沈まぬ国」と呼ばれるまでに
押し上げた、ヴィクトリア女王。黄金期を夫婦で支え続けた女王と
アルバート公は、19世紀当時から今もずっと、
史上最高の理想のカップルとして、語り継がれている。
しかし、真の絆を結ぶまで、二人は数々の波乱と困難を
乗り越えなければならなかった。母親との確執、王室の権力争い、
政治家との駆け引き、マスコミが書きたてるスキャンダル、
二人を引き裂く疑惑、国民の暴動。
そしてついに、ヴィクトリアに向けて放たれた、一発の銃弾──。



うーんとね、普通だけど意外と良い。
普通にロマンチックに見たい時には十分応えうる映画です。

この映画のクオリティを支えるのは、
時代考証がしっかりしているところ。

アルバート公や、メルバーン卿の肖像画などを見ると
明らかなのですが、かなり忠実に再現しています。
実はこういう伝記モノってそこをうっかりしちゃうと
相当サメるという危険性がある。
逆にいえば、徹底的に歴史に忠実に作り上げると
それだけでクオリティ高そうに見えちゃうという…

その点ではかなり合格です。
いいプロダクションデザイナーがいたんだろうねー。

ストーリーはわりと普通なんですが、
ヴィクトリア銃撃される事件のあとの
アルバート公の言葉は、普通にジーンと来たなぁ。
オイラもこういうセリフ言いたい…
男は愛する女性に対して、こうあるべきだよなぁと。


あ、あとそれはともかく
なかなか俳優がいい感じです。

主演のヴィクトリア女王役のエミリーブラント。
「プラダを着た悪魔」に出てたって、何の役で!?って思ったら、
あの主人公の同じ編集部の同僚で
派手で成り上がりたい女のエミリー役。
まったくイメージが逆だー。


そして、アルバート公を演じるのがルパートフレンド。
こちらも、「リバティーン」でジョニーデップ演じる
ロチェスター伯爵の放蕩仲間で、最後に
衛兵に小便かけてぶっ殺されるどーしよーもない貴族の役(笑)。
誠実なアルバート公には見えない役柄。

さらに、知的な首相、メルバーン卿を演じるポールベタニー
にいたっては、「ギャングスターナンバー1」で残忍なギャング王役や
「ダヴィンチコード」で真白な殺人者シラス役を演じるというめちゃくちゃぶり。

よりにもよって、どーしよーもない役を演じてた人が、
英国宮廷のエレガントな雰囲気で演技してるのも
なかなかおもしろい(マニアック…)




posted by 107gou at 00:10| クアラルンプール ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月18日

【RADIO107号室】最近のヘヴィロテ〜エレクトロから夏ならでは系まで〜

さてと、映画レビューばかりもなんなので。
最近iPodで活躍している曲をご紹介。
基本的にDJ用?に聴く曲と、なんとなーくiPodに入れて
移動中とかに聴いている曲と別な人なので、
後者を主に紹介します。


●Not Myself Tonight/ Christina Aguilera



気がついたら、よくわかんないポジションにいるアギレラ。
DJプレミアと組んだ古き良きアメリカ風な前作から、今回は
いきなりLady GaGaかよっ!ってツッコミたくなる展開に…

そんなアギレラちゃんの新作でございます。
ホントLadyGaGa意識しまくりですね。リアーナといい、
みんなガガ様をバシバシ意識しまくってます(笑)。

ただ、アギレラをひいきするわけじゃないんですが、
彼女はニューヨークのゲイシーンからの指示ももともと熱く、
リアーナなんかに比べたらずっと本職っぽいですよね。
ってか最大の武器が、圧倒的に歌うまいってのがあるからね。

ただ、この人段々、何がやりたいのかよくわかんない人になってきたね(笑)。


●Sexy People / Lolene



で、私が最近激プッシュの新人がこの人!Lolene。
Rick Rossの"TheBoss"にもバックコーラスで参加してたらしいシンガー。
今はやりの80's風ねって言っちゃえば、それまでなんですが
妙にリズム感がよくて、イケてるし、
あと結構この手のシンガーに重要なセクシーさもバッチシ。
声質とかも含めかなりお気に入り。

ムダにゲイっぽいビデオクリップも含め、ガガ様とは違った
スキャンダラスな存在になったらおもしろいね。

ついでにこっちも良いから紹介
●Rich / Lolene



●Califorunia Gurls / Katy Perry feat. Snoop Dogg


さて、なんか3連発でこういう曲紹介し続けると、
「お前、なんかミーハーじゃね」的なムードになりそうなんですが、
これも結構良かったのよー(笑)←おネエ?
いきなり全米一位のケイティペリーの新曲。
たぶんオイラの記憶では一位は初ではないでしょうか?

いやこれはビデオクリップ勝ちでしょー。
ってかなんでスヌープ、参加してんねん!
この人の嗅覚はホントにハンパないです。世渡り上手すぎっ!

あと妙にセクシーな「アメリカの恋人」風になってる
ケイティペリーもらしくなくていいです(笑)。


●Lose My Mind/ Jeezy feat. Piles



さてと、女子的な3曲投下したので、ちょっとは男っぽい曲を…
Young Jeezy改め、Jeezyの新曲。
超男っぽいけど、サグっぽくてかっこいい。
なんかJeezyって、意外とハマる曲が多い。トラックも恵まれてるし。
あとPilesもレコード会社の根回しがすごい効いてるんじゃないか?
って勘ぐるくらい、ゲストや曲などに恵まれている。
でもいかにもですが、かっこいい男の曲。


●Sex Room / Ludacris feat. Trey Songz



「次世代usher」として編集長が勝手にイチオシしているTrey Songz。
またLudacrisとエロい曲やってます。
妙にアーバンなテイストもあるこの曲。しっとりしていていいですね。
ってか改めて思うのが、Ludacrisはラップがうまいっ。
わりとノリノリな曲が多い人ですが、こういうスローめの曲でも
これだけできるってのはさすがです。

●Find Your Love / Drake


あーまたベタベタで、すいません。なんか大人気のDrake。
流行りっぽいよーねーって思ってたけど、この曲はいいですね。
純粋に曲がいい。
でも、この人おもしろいのが、音使いが結構特徴的だよね。

●Sponser /Teairra Mari feat. Gucci Mane &Soulja Boy


夏になるとこういうの聴きたくなるのよね。案外自分若いなって思った瞬間(笑)。

●Be Kissing / Igor Blaska feat. Liah Karli


最近、DJでかけたりしている曲。無駄に途中からトランシーになるところとか、
今の気分にあってるなぁと。

●N.Y.C. / Richard Durand feat. Jes


最近だいぶトランス(特にプログレッシブトランス系)に自分のDJが変化してきていて、
こういうのを持ってくるのもその一環かなぁーと。
ちなみにこれはoriginal mixなんですが、自分は
「Coco Chanell Remix」というオシャレな名前のリミックスをDJでは使っています(笑)。

●Psychic Harmoney / Marshall(a.k.a. Lugi Rocca)


ここまで来るとトコトンですね。朝方のビーチかよって感じで。

●New Jack House/Dex Pistols  feat. John-E

やっぱり元・裏原系?としては、はずせないねー。
DJでかけるんですが、明らかに反応する人とそうじゃない人が別れる…


●Make Me Wanna Die/ The Pretty Reckless


そういえば、最近ロックないなぁと思ってましたが、ちょっと注目してるのがコチラ。
なんかボーカルのテイラーはモデルさんらしい。めずらしいよね、モデルがこういうバンドやるの。
ニルバーナやコートニーラブに影響を受けたというサウンドは
なかなか骨太。やったぜグランジ復活まであともう少し!!!

●Fire With Fire / THe Scissor Sisters



予想外に良かったのが、この曲。もっとしょーもない曲書くバンドだと勝手に
思ってました…(失敬)。

●Watercolour / Pendulum


リンキンパーク&プロディジーなんて書かれてます、このバンド。
バンドなのか、よくわかんないけど、人気ですね。
普通にかっこいいと思う。

●Moments Of Lust / DJ Markey & XRS (Makoto Remix)


あとドラムンなんかも結構聴いていて、
やっぱりMakotoが一番かっこいい!!!って思った。
この曲もホント、リゾートというか南国風でああもういいなぁと(笑)。


あとはなにげにカイリーミノーグのエロい新曲やICE DYNASTYとか聴いたんですがね。
あとDJ HAZIMEの日本語ヒップホップだけのミックスCDが気になります。
posted by 107gou at 23:13| クアラルンプール ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | RADIO107号室(音楽紹介しながらラジオ風にブログする) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月11日

【映画レビュー】パラノーマル・アクティビティ 〜くらいと、こわい〜


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さて、最近じわじわとホラーづいてます。
この映画、超低予算で制作され、いきなり全米で大ヒット。
「超怖い!」と評判になって、スピルバーグも
「この怖さを再現するのは不可能」とリメイクをあきらめたとか。

だからどんだけだよ?と思い見てみました。
ふーんなるほどです。

ストーリーは

平凡な一軒家で幸せに暮らす若いカップル。
しかし毎晩寝付いた後に家の様子がいつもと変わっていることに気づく。
少女の頃から不可思議なことが起き続けているケイティは、
その原因は自分にあるのでは?と感じていた。
彼女の恋人であるミカは自分たちの家に起こっている
“何か”をはっきりさせるため、
生活の一部始終をビデオカメラで撮影することにする。
テープが回り始め、ミカの執着が大きくなっていく一方で、
ケイティは不安を募らせていた。
なぜならその“何か”は、ビデオカメラで撮影される
ことを嫌がっているような気がしたのだ。
ミカはケイティの忠告には耳を傾けず、
自らの家と、自らが愛する女性を守るため、
カメラを回し続けることを決断する。
真夜中、2人が眠りについた後、何が起きているのか・・・。
ビデオには衝撃の映像が映っていた。




うーん、うまくできてるねって感じ。
アイデア賞ですね。

SAWとかに比べると、激しさはそんなにないんですよ。
どっちかと言うと、
夜二人が寝ている時に回っているビデオで
「何が起きるんだろ…」と待ちながら見ている時間が
怖い(笑)。

映画などにおいて、より強いインパクトを残すには
「見ている人に想像させること」が一番と言われます。
化け物が残酷なシーンを見せるスプラッターホラーより、
真っ暗な部屋だけが映し出されて、
悪魔とかも姿が見えず、何が起きるんだろ…と
ドキドキしているほうが怖いんですよね。

あとはやはり現実的なところ。
普通の家で、寝ている間に何か起きててもおかしくない。
等身大の恐怖ってあるのかもしれない。
ジャパニーズホラーも結構、それに近いよね。

とにかく見てください。
体験型映画です。


ただ、クオリティが高いかというと
微妙かもね。
ストーリーは若干破綻してる。
結局、悪魔ってなんだったんだっけ?とか
ラストとか、なんであーなんっちゃうんだっけ?とか。
でもこの手の映画は別にかまわないのかも。
最強の素人映画なのかもしれない。

個人的な映画の基準でいくと、
決して良い映画とは言えない。でも
十分におもしろいし、アイデア賞だと思う。
ってとこでしょーか。



posted by 107gou at 15:55| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月05日

【映画レビュー】クヒオ大佐 〜クセ者、大集合〜

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さーて、たまには邦画も見ましょかね、って。
一時期に比べると、最近邦画って不作がちな気がする。
しょーもないドラマやマンガの映画化やリメイクばっかり。
リメイクでもなんでもいいけど、
映画のつくりくらいは、オリジナルな作品にもっとこだわってほしいよねって
思う今日この頃。

そんな中、編集長の2008年度ベストムービー第9位だった
「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の吉田大八監督の新作と
あれば期待してしまいます。

実際に実在した結婚詐欺師の話がもとだそうです。

さてストーリーは、

ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐は流暢な日本語で戦場での武勇伝を語り、
次から次へと女性を騙す、稀代の結婚詐欺師である。
その日のターゲットは、博物館のエリート学芸員浅岡春(25)。
クヒオは、子供たちを引率する彼女に「あなた、子供嫌いでしょう」
とだけ声をかけて去っていく。意味もなく言われて言葉を失う春。
その後クヒオは、彼を捜しにきた永野しのぶ(38) と宿泊先に戻る。
彼女は、すでにクヒオに夢中。
「入籍すれば、米軍から5千万円」
「英国のダイアナ妃のドレスを手がけたデザイナーにウエディングドレスを発注する」といった言葉にうっとりし、
社交界へのデビューに備え、英会話のレッスンにも励んでいる。
翌日クヒオは、再び春の職場を訪ねて経歴をアピール。
そんなクヒオに春は興味を持ち始める。
しかし、クヒオが新たなターゲットに選んだのは春だけではなかった。
銀座で働くNo.1ホステス須藤未知子(33)に目をつけ、投資話を持ちかける。
まさにあの手この手。しのぶや春が、彼の要求に応えようとする一方で、
未知子だけは彼を逆に欺こうとする。
やがてほころび始めるクヒオの嘘。次第に膨らんでいく女たちの疑念。
果たして、クヒオは!? そして、女たちは!?
そこに、本当の愛は存在しなかったのだろうか!?
夢の中でしか生きられなかった男と女に未来はあるのだろうか?!




もうおもしろすぎて、久しぶりに普通に笑ってしまった。
いやぁ堺雅人いいですねー。
モテそうなイケメンなのに逆手にとってか、
胡散臭さ全開(笑)。

おもしろいのが、それぞれの女性達が
クヒオと接しながら、自分を振り返っている。
だまされているようで、それがリアルになっていくのがおもしろい。
ただのバタバタコメディじゃないし、ラブストーリーでもない。

嘘で自分を固めていくことでしか生きてこれなかった悲しい人間のストーリーでもある。
それはクヒオ大佐に限らない。
好きでもない男と付き合ったりして漫然と毎日をすごる浅岡春や
自分を犠牲にしてお弁当屋さんの仕事にすべてをささげてきた、しのぶ
太客の悪事を知りながらも、自分の店を持つために知らぬふりしてきた、未知子。
だまされた女達だって、自分や誰かをだましている。

だから、そんなクヒオ大佐の嘘でも信じてみたいのかなぁと。
深いねー。

でもとにかく素晴らしいのが、テンポ。
編集や音楽、ストーリー展開のリズム感が最高に気持ちいいです。

あとは俳優陣が最高ですね。編集長的に大注目の人ばかり出てます。

まずは堺雅人。「アフタースクール」のびっくりどっきりな展開を彷彿とさせる
クセモノぶりを発揮。まずここ絶賛ね。

そして松雪泰子。きれいなのにホント色々幅広い演技ができる…

そして満島ひかり。最近編集長イチオシの女優です。
「愛のむきだし」でかなり良かったんだけど、この映画でもかなりいいです。
キレた演技が最高です。この人マジで大化けするかもよ。

さらに脇役も。
満島ひかりと「愛のむきだし」でも共演した、安藤サクラ。
決して美人系ではないけど、存在感が普通じゃない。
奥田映ニの娘さんなんだってね。この人が醸し出す残酷オーラ、強烈です。

あとこの人もいい!松雪泰子の弟役の、新井浩文。
最近わりとチンピラ役多いんですが、クヒオ大佐のボケに
つっこむテンポが超ウケる。


とにかく俳優陣がすごくいい。
そういう意味でかなり豪華。いやーおすすめ。







posted by 107gou at 16:36| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】ライフ・ドア 哀愁のウォール街 〜ジョシュ孤軍奮闘〜


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さってと、たまってるレビューを一気出しします。
話題になったのかもよくわかんないこの映画。
たまたま発見したので、チェックしてみました。

最近、キムタクとも共演したことで日本でも認知されてきている
俳優ジョシュ・ハーネットが主演&製作だそうです。
っつーか、タイトルは、ライブドア?


ストーリーは
主人公のトム・スターリングは、革命的なIT企業、Landshark社の
CEOで大金持ち。車、家、スタイル、新ビジネス等、
そして、マンハッタンのサイズにあった魅力とエゴを手に入れていた。
彼はまさに映画「ザ・エージェント」のインターネット版
といったところで、ウォール街の大物投資家と渡りあえるぐらい
自信に満ちていた。
ある日インターネット・ベンチャーについてのコンフェレンスで
主要演説をすることになったトムは、
業界の大物が集まった場においてさえ
演説の準備をすることなく臨むなど傲慢な態度で接していた。
しかし、IT業界の突然の株暴落によって、トムの会社の株も暴落し、
会社を持続するのが困難な状況に陥る。
トムは、次々と不快な事実と向き合わなければならなくなった。
彼の向こう見ずな自信は、家族を疎遠させ、
Landshark 社のモデルを発明した
コンピューターの達人の弟、ヨシュアでさえ
トムの投資家等に対する傲慢な態度に我慢できないでいた。
しかし、昔の恋人サラと再会し、彼がどれだけわがままで
自己中心な人間になったかを告げられ、彼の心の壁が崩壊し、
一変することになる・・・。




なんかストーリーみてわかるけど、若干、よくありがち風のストーリーに
見えるでしょ?
しかし!…じゃなくて、その通り、よくありがちな映画なんです(爆)。
とにかく深みがない(笑)。
それは主人公の会社が何をやってるIT企業がよくわかんないまま、
あいまいにしてるし、出てくる登場人物の描写もあいまいなまま
ひたすら突き進む。

あと何より意味不明なのが、音楽。
なんでこんなノイズ風なサウンドを採用したんだろぅ…
映画としてビジュアルの作り込みは悪くない分、もったいないなぁというのが
感想。

やっぱこの手のビジネスの栄光と没落を描くストーリーって
ウォール街」が浮かぶ。(レビュー参照

でもウォール街に比べるととにかく主人公の個人的な心境だけに
フォーカスしすぎて、あまりにもスリルに欠ける…
そこが残念あるね。

ジョシュ・ハーネットの演技は悪くなかったですよ。
傲慢なカリスマCEOをうまく演じてる。
さりげないカジュアルの着こなしもなかなかいい。

ジョシュがひたすら孤軍奮闘してる感じです。

あとデヴィッド・ボウイがさりげなく出演してるのですが、
超保守的な企業家役。 
過激なグラムロックミュージシャンも、そんな役を演じるようになったのねー。
でもほとんど出演シーンはないから、ボウイ好きは期待しすぎないよーに。



posted by 107gou at 16:15| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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