2011年08月30日

【映画レビュー】モンガに散る 〜超かっこいい男の胸を焦がす映画〜


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いきなり関係ない話なんですが、自分、中学高校と男子校だったんですね。
女系家族で育ったからか、普通に女の子といても友達として楽しく過ごせるタイプなんですが、
この男子校育ちが影響してか、
たまーに男の友情とか、男らしさみたいなものに、胸が熱くなる時があるんですよねー。

映画でも一緒。
男っていいなーって、胸を焦がす映画に年に一回くらい出会うんですよ。

今年はこの映画。


台湾の映画で、台湾じゃ人気のヤングスターが出ている映画だそうで、
現地じゃ、若い子達にえらい評判でフィーバーした映画らしい。



ストーリーは。
黒社会に翻弄される、若者達の友情と絆。そして待ち受ける哀しい運命―。
1986年。台北一の歓楽街・モンガに越してきた高校生の“モスキート”は、校内の争いをきっかけに、モンガ一帯の権力を握る、廟口(ヨウカウ)組の親分の一人息子“ドラゴン”とドラゴンの幼馴染で頭の切れる“モンク”に気に入られ、彼らが率いるグループの5人目として迎えられる。最初は極道の世界に戸惑いつつも、生まれて初めてできた友達とケンカに明け暮れながら、モンガの街で青春を謳歌していくモスキート。次第に彼らは固い絆で結ばれ、義兄弟の契りを交わし、仲間のために戦うことを誓う。そんな中、街の利権を狙う新たな勢力がモンガに乗り込みはじめる。激しい抗争と陰謀に巻き込まれた5人は、それぞれの思いを抱えながらも、この街を守ろうと戦っていた。しかし、その争いは、やがて彼らに哀しい運命をたどらせていく・・・。




やー、熱いよー、熱い。
あまりにも直球。

わかるよー、
10代から、20代前半ってこれくらいストレートに熱いんだよね、男の子って。
見ていて、胸が焦がれるのを感じたよー。


この映画の良いところは、
単に青春とバイオレンスの哀しい映画じゃなくて、
社会背景をからめたところ。

この映画の舞台となった時代背景は、
台湾が中国と融和しはじめていて、
大陸の中国人がたくさん台湾に商売などでわたり始めたという背景がある。

台湾で言うところの「内省人」と「外省人」ってやつ。

コレは日本人の自分たちが考える以上に大きなものらしく、
長年、台湾人としてやくざ商売をやってきた「内省人」にとって
「外省人」の到来なんて、受け入れがたかった。

しかし生き延びていくために、何かしなきゃいけない。
そんな社会背景が
青年4人を哀しい運命に導いてしまう。


泣けるよー。
泣ける。

男だから泣ける。

あんまりストーリーの内容バラしたくないから、
詳しく書きませんが、ラストシーンの彼らの表情は
男ならわかるよね。
たぶん、誰だってああいう顔になるよね。

泣けるー。俺も男だから、わかるよぉ。
(ごめんレビューになっとらん)

邦画で言うと、
「クローズゼロ」とか「ルーキーズ」とか好きな人は
間違いなく、ささると思う。


いつの時代だって、男の友情って
男の心を焦がすんだよ。


ちなみに、台湾のヤングスター達がなかなかかっこいいです。
キーマンのモンク役のイーサン・ルアンは台湾の超人気スターらしい。
瞳だけで何かを語れる感じがかなりかっこいい。

あとは映像がいいですね。
台湾の町並みってこんな感じなんだーって。
すごく台湾に行ってみたくなった。


やー、やっぱ映画で、旅情喚起されちゃった。
とにかく、男なら、この映画を見て、
若くて、未熟で、熱かった自分を思い出して!
それだけ。

※こういう映画に胸を焦がすって自分、ヤンキー気質なのかな?と疑ったのは内緒です。




主人公はどうみても、おぎやはぎに見えてしかたなかったのも内緒です。




posted by 107gou at 00:31| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】終着駅 トルストイ最後の旅 〜女ってめんどくさい、だから、かわいいのだ〜


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さーてと、トルストイという作家。ロシアが生んだ、歴史に残る
世界的作家ですが、その彼の奥様は「悪妻」として有名なんですね。
果たして、その夫婦とは、いったいなんだったのか、
そんなところにフォーカスした作品です。


ストーリーへ。
「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」を世に生み出した、ロシアの大文豪トルストイ。
比類なき文学的才能と家柄、作家としての名声。
莫大な印税と多くのものに恵まれた彼はなぜ、82歳で家出し名も無き田舎の駅で客死せざるをえなかったのか。
始まりは、彼の残した遺言にあった。
トルストイの作品に関する権利を家族ではなくロシア国民に与えるというその内容は、妻ソフィヤとの関係を思いがけぬ方向に導いてゆく…
“世界三大悪妻”と名高いソフィヤ。
しかしすべては女としてトルストイを愛し、母として家族を守るための行動だった…


こういう映画って結構難しいなーって思うんですよ。
うっかりすると、世界的作家がものすごく軽い存在に見えてしまう。

その点、超実力派俳優でしっかりそろえてきたところで安心して見ていられたのが好感。
誰もが語りますが、妻のソフィア役のヘレンミレンがめちゃくちゃいいです。


ヒステリーを起こして、悪態をついてトルストイを困らせる、まさに「悪妻」なんですが、
実はトルストイに愛してほしくて、すねてる、かわいい妻。
それが見ている側にもわかるから、悪妻に見えない。

トルストイだってそれがわかっているから、
イライラしたって、妻として愛している。

その愛憎入り交じる感じが、
「あー結婚って、こういう感じなのかなー」って思わされた…。


実はこの辺の矛盾した感情って結構描くのが難しい。
ストレートに
「嫌な女」とか「けなげな女」って設定なら、
ストーリーも、演技も楽なんだと思う。
そのキャラクターに、振り切ればいいから。

だけど人間ってそんな単純じゃないし、
「嫌な女にもなるけど、そんな自分を
あーやだーって思いながらも、本当はすごく夫を愛していて、
でもうまく表現できなくて、あーまたやっちゃったー、もーやだー」
みたいな複雑かつ、めんどくさい人間性。


でもみんなそうじゃん?
そのめんどくささ、をちゃんと映画で表現できたというのは、
意外にありそうで、なかった感じで、新鮮だった。
でもすごく共感すると思う。

好きな人を前にして、前のめりになって、うっかり裏目に出ちゃうのって
女の子ならあるでしょ、きっと?


正直、若いトルストイの秘書のラブストーリーはわりとどーでもよくて、
それだけで結構、この映画、ゴハン三杯いける感じ。

決して、派手な映画じゃないし、
普通ですが、こういう普通な映画を普通にちゃんと見られるものにする。

それが本当の映画の力なんでしょうね。

最近マンネリ気味の夫婦はぜひ見てみてください。





ヘレンミレンって若いころ、
めっちゃ美人なのねー。
posted by 107gou at 00:07| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月28日

【映画レビュー】キックアス 〜PTAとか道徳とかは、キックアス〜


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さーて、このいかにもアメコミな映画。
拙者、意外とアメコミ系映画見てるなー。
最近、日本でも多いけど、アメリカでもアメコミとかから映画化してるのはやってるよね。
これもかな?

というわけで、チェック。


ヒーローに憧れ、ネットで買ったコスチュームをまとい自警活動を開始したモテない高校生のデイブ。ある時、たまたま教われたチンピラにボコボコにされながら、立ち向かう姿がYou Tubeにアップされ、彼扮するヒーロー、キック・アスは時代の寵児となる。だが、その活躍のせいで取引を妨害されたと思い込んだ麻薬組織が牙をむき……。





最初、ぬるいライトな大衆向け映画か?と疑っていたのですが、
だんだん、「この監督、本気やー」って気がついてくる。

ヒーローものだけど、
子供に見せる気なんて無いねーという容赦ないバイオレンスと、放送禁止用語の数々。
R指定か何かになっていることを考えると、この映画は大人に対して
「ヒーローとは何か」「少年が成長していく」といった普遍的なテーマを訴えかけている
大人むけの普通の映画だ。

ここで  PTAが喜ぶような、クソ生ぬるい内容にしなかったところは、
両手を上げて賞賛したい。

ただ、もう途中からめっちゃくちゃ(笑)。

最初は、
「普通の人がヒーローとかいったら、こうなるよねー」とか
ボコられてもがんばる姿がYouTubeにアップされて有名になるとことか
妙にリアルで良かったんですが、
ニコラスケイジ親子が出てくると一転して意味不明になる(笑)。

そして麻薬組織のアホさ加減とかね。
最後の戦いのシーンとか、アホすぎて、「クソワロタ」(笑)。

まーでも、アメコミ映画はそういうのを優しい目で見ないと
見れないし、楽しめないから、
目くじらたてて、つっこむ必要もないでしょー。
それは、それでいいのかもねーなんて思いつつ。

知性があるのか、アホなのかよくわからないアメリカ人というものに
今日も不思議さを感じる私なのでした…




ニコラスケイジが狂ってます。

posted by 107gou at 01:07| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】LOOK  〜アイデア賞。新しい「視点」って大事よね〜


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さーてと、DVDのパッケージなどでは、
下着姿の女の子が写っているので、
エロ系かと勘違いされることの多いこいつ。

続編まで作られちゃってるらしいです。
何やら気になるのでチェック。

内容は、

監視カメラが捉えた衝撃の決定的瞬間!
テレビでは放映できない危険映像の数々!!
アメリカ某都市。強盗、殺人、幼児誘拐、セクハラ、不倫、淫行、いじめ、噂、悪口、衝突事故、追跡中継、爆弾処理、映画撮影…。警官を殺し逃亡しながら、さらに犯罪を続ける2人組の強盗。ショッピング・モールで幼い子供を物色し付きまとう男。職場の女性従業員たちを手当たり次第誘惑し、セクハラを行うデパートのマネージャー。幸福な家庭を持ちながら、同性愛の恋人との情事を楽しむ弁護士。ロック・スターを夢見ながら深夜に働くコンビニの店員。担任教師と寝るために猛烈なアタックを繰り返す早熟な女子高生。一度の過ちですべてを失う高校教師…。愛憎と欲望が交錯する大都会は今日も眠らない。





全米にたくさんある監視カメラの映像を編集して作りました、という設定で、
ドキュメンタリー風フィクションです。

上記を見てもらえればわかるけど、ストーリー自体がどうこうじゃなくて、
設定がおもしろい。

監視カメラという設定によって、なんか起きるかも…とかドキドキできるし、
妙にリアルで盛り上がる。
ぞっとする結末もあったしね。

オチも、「全部、監視カメラに写ってるよ」というのが良い。


アイデア賞ですね。

こういう映画って、興味ない人もいると思うんですが、
自分は予想以上に楽しめましたねー。

個人的には、
ショッピングモールのクソマネージャーと、
コンビニのロックスター志望の青年がいい感じでした。
あの早熟な高校生のビッチも笑えるけど、まーなんかありそうだし。


ただアイデアがおもしろいし、いくらでもネタは作れそうだから、続編は見たくないな(笑)。
でもおススメ。一見の価値はあり。




以来、監視カメラを意識してまう。
posted by 107gou at 00:53| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】副王家の一族 〜父と息子は永遠のライバル〜


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やー、映画レビューたまりまくってきた。
ガンガンいきます。
イタリアの有名な小説を映画化したらしい、この映画。
イタリアのアカデミー賞みたいのもとったらしいです。

19世紀の動乱の時期のイタリアの、
副王という貴族の一族の栄枯盛衰について描く映画です。


ストーリーは、
19世紀半ば、スペイン・ブルボン王朝支配下のシチリアはカターニャ。国王代理を務める副王の末裔で名門貴族ウゼダ家の当主ジャコモは「憎悪こそ生きる秘訣」を信条に、肉親にも情け容赦を厭わない暴君として君臨していた。そんな父への反抗心を募らせながら嫡男コンサルヴォは成長する。時代が変貌しようとも権力への執着を捨てることはない父を否定し我が道を行こうとするが、やがて自らが当主となる日がやってくる。




なかなか映像美が素晴らしかったです。
中世ヨーロッパの雰囲気とか好きな人は好きな映像じゃないでしょうか。

それはともかく、ストーリーはなかなか渋くて、
厳格な父は、家族にも冷たくて、権力欲にとりつかれたような奴にうつるわけです。
そんな父を、息子は否定し、反抗する。

おそらく見ている人も
「なんてひどい父親なんだ」とか思うわけですよ。

でも、動乱の時代、
これくらい厳しくなければ、大きな貴族一族の長として
時代を乗り越えていけなかったんじゃないかと思う。

貴族の親戚はみんな自分勝手なことをしたり、言ったりする。
一族を取りまとめる父親は、良いか悪いかは別として
スタンスはほぼブレてない。

確かに人間味の欠片もないアティチュードかもしれないけど、
王制が倒れると、「市民の味方ですから」と立場を変えるところなど
世渡り術には長けており、先見の明もある。

それに父と同じ立場になったとき、息子のコンサルヴォが気がついてくるというのも
なかなかの見所です。


女性の方には理解しづらいかもしれませんが、
父と息子は、永遠にライバルなんですよ。
敬愛しつつも、やっぱりどこかでしのぎを削る愛憎があると思う。
それはわかるなーって思う。

そういうところ、しっかり描いていて、好感です。
とにかく映像が素敵ですね。

イタリアはシチリアの貴族のお屋敷の暮らしや、
街の雰囲気など、とても華麗に描いており、素敵です。




ゴッドファーザーより華やか。
posted by 107gou at 00:42| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月17日

【映画レビュー】ドゥーニャとデイジー 〜オランダ版ガールズロードムービー〜

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さーて、またまたオランダ映画です。
やけに出会うのは、オランダ映画が元気な証拠なんでしょうか…

オランダの人気テレビシリーズを映画化したロードムービーだそうです。

オープニングからやたらガーリーでセンスのいい雰囲気でスタートするこの映画、

さてストーリーは、
オランダ、アムステルダム。モロッコ人のドゥーニャと自由奔放な恋に夢中のオランダ娘デイジーは、正反対な性格だけど最高の親友同士。大人の一歩手前の18才。厳格なイスラム教徒の家庭に育ったドゥーニャは、従兄と結婚して欲しいという両親の方針で、家族とともに故郷モロッコに帰ることに。そんな時、奔放な恋の果てに妊娠してしまったデイジーは、母親との関係がぎくしゃくし、モロッコにいる実の父親に会おうとはるばるドゥーニャの元へやってきた。このまま親が決めた相手と結婚することに悩んでいたドゥーニャと2人、真っ青に澄み渡る空の下、エキゾチックなカサブランカの街に飛び出し、デイジーの父親を捜すエキサイティングな旅が始まった!



一見、女の子の友情物語というベタな展開なんですが、この映画をちょっと違う雰囲気にしているのは、
白人の女の子と、モロッコ移民の女の子の友情という、人種や宗教など多様な社会背景をベースにしているところ。

この文化のミックスした感じが雰囲気をカラフルにしてくれるし、
文化の違いが、逆に登場人物などの雰囲気のギャップを生み出し、ヴィヴィッドな印象を与えてくれて、
この映画を、スパイシーでセンスよくおもしろいものにしている。
そこはさすがやな、と思った。社会構造的にも日本の映画にはちょっと生み出せない特徴。

とか堅苦しい言い方しましたが、実際そんなに小難しくなくて、
笑って、泣けて、ドキドキできる、わかりやすく楽しいガールズロードムービーです。

オランダ人のデイジーがいい味だしてますね。
奔放で、イスラム教徒の家に泊まってるのに平気で下着姿で歩き回ったりして、唖然とさせちゃう子だけど
実はとても傷つきやすくて繊細な一面を持っている。

オリエンタルな雰囲気の美人なモロッコ人のドゥーニャな真面目で、しっかりしていていつもデイジーを
心配しているように見えるけど、実は自分自身のアイデンティティを見失いかけている。

そんな背景があるからこそ、この映画が単なるワイワイしたポップな映画で終わらないのだなーって思った。
結論から言うと想像以上によかった。映像もスタイリッシュだった。

女の子はすごく大好きになる映画かも。


ストーリーはベタなんだけど、いちいち演出がうまくて、
モロッコの入り組んだ裏通りで二人が声をかけあって、お互いを探しあうシーンなんかは、
二人の友情をうまく表現していて、上手だなーって思ったし。

似たような映画に「旅するジーンズと16歳の夏」というアメリカの映画があるのですが、
あっちより、ずっと良いと思ったー。





モロッコも行ってみたくなったよー。



posted by 107gou at 19:33| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月15日

【Our Works】昔の曲をSoundcloudにアップしたよ〜なんと17歳の時の曲も…笑〜


というわけで、最近のサービスは便利になったもんで、
SOUNDCLOUDという便利なサービスで、楽曲をアップしてみました。
いやー良い時代やな。今バンドやってる子は幸せだよね。

というわけで、自分もアップしてみました。
ストックはかなりあるので、ほんの一部なんですが…

いくつかピックアップ


●Moopy Styles' Anthem
MoopysStyles'Anthem by 107gou

(c)2001 Moopys Styles
(Lyrics: Tarou Hoyama, ITA, Sa-non, Yo-Ichi , Music: Yo-Ichi)



今からさかのぼること、ちょうど10年前ですねー(きゃー)。
日本のヒップホップの勃興期なんでトラックもチープですが、
逆にこういうのが案外、ヒップホップらしい?(なんちゃて)
まさかのマイクリレーです。
若かりし頃のB-BOYだった自分も一カ所で、ラップしてるよー。どこでしょう?


●Clap Your Hands Up (Remix)
Clap Your Hands Up by 107gou

(c)2003 AzCrew & Air Fall
(Lyrics: Chii, Sa-Non,Yo-Ichi Music: Yo-Ichi,Chii )


こちらもある曲のリミックスバージョン。
この時期、自分の中で第一次R&Bブームだった時期ですなー。
シンガーに提供した曲なんですが、リミックスバージョンという体で、
また出しゃばって歌ったりしてます(笑)。


●Beyond The Blue
BeyondTheBlue by 107gou

(c)1998 VEGEMATE music
(Lyrics&Music: Yo-Ichi)



これは凄いぞ(笑)。なんと20世紀!というか、拙者この曲、当時まだ17歳、高校二年生でした(爆)。

バンドやってるのに、グランジばっかりで、ちっともモテないから
「なんか、女の子にウケそうな曲を書け」と追いつめられて、精一杯ポップに作ってみた曲です。
これが友達づたいに、近隣の女子校に流れ、
女子高生が「超よかったよー」なんて、気に入ってもらえた時に
「あー、何かを創るっていいなー」という道を見つけたという…
ある意味、原点ですな(何の?)

なにげにギターソロなんかも弾いちゃってます。


というわけで、他の曲もアップしてますが、また紹介します。
音楽も、WEBサービスと一緒で、デモ段階でβ版として
SOUNDCLOUDとかで流していくのはありかもですね。
posted by 107gou at 03:18| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ★☆Our Works☆★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月13日

【RADIO107号室】最近のヘヴィロテ 〜アフリカの王子から韓流まで。夏なんでアゲアゲすぎです…〜


どうも、最近、映画ブログばっかりなんで。
たまには音楽もー。

最近、何聴いてるー?ってやつね。
毎回説明するのですが、特に理由がなければ、
基本的に新しい曲をメインに選んでいます。
(年代関係なく聴く、大好きな曲とかは外してます)

というわけでレッツゴー。

●Birdman / Fireball


っていきなり新曲じゃないという…
おいって感じですが、今年も横浜レゲエ祭行ってきちゃいましたよ。
サマソニやフジロックも行ってないのに、なんでレゲエ祭だけ2年連続やねんって感じですが、
やっぱり夏にレゲエって楽しい。

だいぶジャパレゲに詳しくなりました。
その中でもやっぱりFireballはいいなーと、。昔は苦手だったのにね。
この曲は有名すぎですけど、やっぱりこういう曲を聴きながら、開放感あるところでまったりしたいねー。


●Bumpin' Ride / Mohombi


今年のサマーチューンはこいつで決まり!
Lady GaGaを手がけている凄腕プロデューサーのRedOneが
「こいつはやばいぜ」と激プッシュしている新人です。
どうやらアフリカかどっかの王族の子息らしい…

そんなことはどうでもよくて、一度聴いたら、ノリノリアゲアゲになってしまうのがまた良し。
楽しいよね。
なんかこれ聴くと体が踊りだすぞー。
他の曲も比較的良しです。本人も曲を書いているところなど、カールウルフにかなり似ている気がする。



●Take Over Control / Afrojack feat. Eva Simmons


最近、気になるDJと言えば、Afrojack。
オランダ出身の若きDJなんですが、何かと気になる曲は彼が絡んでいる。
というか、自分がDJする時のサウンドに似ているから、自然とひっかかってくるだけか。

この曲も売れているみたいなんですが、いかにもヨーロッパのイビサ的な感じのこの曲も
アメリカで売れているなんて、やっぱりアメリカも変わっているのなか…
ビデオが地味にかっこいい。


●Can't Nobody / 2NE1


最近、K-POPの勢いが凄いですが、アイドルから脱しているこのグループのほうが好き。
韓国じゃ大した人気のグループらしく、Black Eyed Peasのプロデュースも?なんて話もあるくらいのグループ。
ちょっとガガをパクってるくらいのノリがいいよね。
色んな曲あるけど、この曲のゴリゴリなエレクトロなのにポップな感じが好き。




●DJ Blend


最近、特にハマってるDJ。
いったいこいつは何ものなんでしょう…凄く気になる。
なんか自分はこういうDJスタイルの気分だなーってのにかなり近いDJ。
いや仮面をかぶるって意味じゃなくてね…あくまでサウンドね、サウンド。


●Sun Of A Gun / Oh Land


半年以上前からiPodに入っていたんですが、やっぱり改めて気になるアーティストだなーって思うので、
今更紹介。
デンマークかどっかの歌姫で、なんか可憐でかわいいんだけど、どこかネジが外れたような感じがクセになるシンガー。
ビデオがすごく素敵で、ひっかかりました。

ビョークみたいにならないかなー。
結構、今後進化してくる気がする。要チェックですよ。


●Gucci Gucci / Kreyshawn


グッチ!グッチ!ルイ!ルイ!ヴィトンってフックがクセになる新人女性ラッパー。
なんというか、ヒップホップ版Lady GaGaって雰囲気よね。

このビデオが驚異的にクチコミで広まってメジャーデビュー決定。
なんとこのビデオを撮った時、この方、どこのレーベルともサインしてなかったというから、
もう今ってそんな時代なのねって感じ。
その割にはクオリティが高いから、たぶん業界とつながっている方だとは思うんですけどね。

曲もなかなか良くて、こういうユルユルに聞こえるラップスタイルは、
最近のはやりだよね。 Gucci Maneとかあの辺に近い。

●Lighters / Bad Meets Evil feat. Bruno Mars


最後は、エミネムとRoyce Da 5'9"によるユニットの新曲を。ってか、Bruno Marsなんだけどね。
Bruno Mars最近聴いてなくて、「いやーもう飽きたかなー」なんて思ってたまたまこの曲聴いたら、また
耳を奪われてしまった…
ベタにポップなんだけど、このメロディー力はハンパじゃない…



というわけで、ギンギンとアゲアゲな曲ばっかでしたー。
ちなみに少女時代の新曲は好きじゃありません…笑。

でわー。
posted by 107gou at 23:55| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | RADIO107号室(音楽紹介しながらラジオ風にブログする) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月11日

【映画レビュー】天安門、恋人たち 〜中国人が描く青春の哀しみ〜

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さーて、またまた監督にはまると、同じ監督の作品を見続ける現象が発動です。

先日レビューした、「ふたりの人魚」の監督である中国のロウ・イエ監督。
彼が、「当分、中国国内で監督やっちゃダメ!」という発禁処分を受けた、一作がこれ。
いったいどんだけの衝撃作だよ、と思ってチェックしちゃいました。
(関連レビュー:【映画レビュー】ふたりの人魚 〜表も裏もあるオンナほど、魅力的〜 )

ストーリーは、
田舎町から北京の有名大学に進学した女子大生ユー。彼女の知的さと奔放さは男子学生の注目を集める。そして一人の男子学生チョウと付き合うようになり、狂おしく愛し合うようになる。しかし彼等も例外なく、学生から始まった民主化運動という時代の嵐に巻き込まれていく。そして1989年6月に起こった天安門事件。その事件を境に離ればなれになる2人。チョウはベルリンに脱出し、ユーは国内を流浪し、いくつかの仕事といく人かの男性と付き合った。しかし、いくら月日が流れても2人はお互いを忘れることはできないでいた。果たして2人は再開できるのだろうか?



発禁になった理由は色々あれど、一番は「天安門事件」を背景にして取り上げていることだろう。
中国じゃ、タブーらしいですからね。
ただ、よくみるとこの映画において「天安門事件」ってひとつの要素でしかない。
でなきゃ、あのラストシーンにはならない。

というわけで、解説すると、
ストーリーを見ると、なんだか美しい青春のラブストーリーっぽいですよね。
現に最初はそうなんです。

田舎町から、北京の大学に進学。
そこで、理想的な男性に出会い、二人は恋に落ちる。
幸せな青春時代ですよ。
しかし、天安門事件があって、二人はその頃を気にわかれ…
時間も経ち、社会に出て行くわけです。

そして作品は、その後、社会に出ていった彼らを追いかけ続ける…
そこにポイントがある。


よく青春映画って、「青春っていい時代だったねー」って振り返るのが多い。
なんだか「青春」って言葉は否定しちゃいけないみたいな。
まだ無知で、すべてのものが新鮮で、輝かしい未来が待っていて、
なんだかキラキラしていて…
でも、それゆえに、青春時代の過ごし方によって、その後の人生って変わってしまうこともある。

この映画の主人公達も、普通の若者だったけど、
青春の輝かしい時間の中で、めいっぱい自分で羽ばたき、幸せになるはずだった。
そこに天安門事件という一つの時代の波が来た事で、
彼らは時代に翻弄されてしまう。

でもこの映画は政治の映画じゃない。
「天安門事件のせいで彼らは変わってしまった」と言いたいわけじゃないことは見ればわかる。
彼らは青春時代の過ごし方で、自分の人生を変えてしまった、
自分自身の被害者だということがわかる(被害者という言葉が正しいかわからないけど)


青春時代ってあまりにも素敵すぎる。
でもそれを引きずってしまうことで、未来を不幸にしてしまうこともある。
その悲しみに真っ向から向かった監督の意志に非常に拍手したいと思った。
すごくじーんと来たというか。

あんなに幸せな時間を過ごしたって、
いや幸せだったゆえに、未来に幸せになれないことだってある。
哀しすぎる…


「衝撃的」「過激」とされたセックスシーンも、
青春時代の持つ、生々しさを表現するのに、必要なシーンだって自分には感じた。
すごい良い作品ですよ。泣ける。


ちなみに天安門事件のシーンで、
デモに向かう学生達の笑顔を見ていて、
「彼らは本当に、民主化を望んで天安門に向かったのか?」
と疑問に思った。

本当は、自分たちの青春のエネルギーを燃やし尽くしていただけじゃないのか?
それに対し、大人達は、あんなに過剰反応する必要があったのだろうか?
それは何も中国に限って言えた話じゃない。

閉塞的な日本の社会だってそう。
美しく燃え盛る若者のエネルギーをちゃんと受け止めるのが大人の役割だと思う。
そういう意味で非常に誠実な映画だと思った
(もっと邦画はこういう中国の監督に学ぶべし)

やっぱりアジアの映画って心に染みるのは自分が同じアジア人だからだろうかねー。


あと余談ですが、
中国の大学生活ってこんな感じなんだーっていうのはなかなか興味深いシーンですよー。




恋人役の彼が、なだぎあきら にしか見えないという罠…笑


posted by 107gou at 16:57| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】ミラーズクロッシング 〜隠れた名作〜

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さーてと、たまには古い映画も見ようシリーズ。といっても、そんな古くないけど、
自分的に、大好きな監督のひとり、
コーエン兄弟の作品です。

1929年、禁酒法時代のアメリカ東部のある街。アイルランド系とイタリア系のボスが暗黒街で激しく勢力を争っていた。街を取り仕切るアイルランド系の大ボス、レオ。レオと固い男の絆で結ばれたバクチ打ちのトム。2人から愛されるしたたかな娼婦のヴァーナ。姉のヴァーナに守られて裏切りを重ねるチンピラのバーニー。裏切り、陰謀、欲望が渦巻き血なまぐさいギャング戦争の火蓋が切って落とされた──!



簡単に言うと、香港のマフィア映画に顕著なフィルムノワールの、イタリアン&アイリッシュ移民版です。
ガブリエルバーンが無駄にかっこいいし、いちいち渋い。
人物像の作りコミもしっかりしているし、クオリティの高さは折り紙つき。

わかりやすいけど、わかりやすく説明してくれないので、
非常に大人の味わいのある映画です。

中堅作ですが、意外と評価が残っていないのが不思議。
結構映画ってこういう隠れた名作ってあるんだけどねー。
そういうのが楽しかたりする。


通な方はぜひ!



ガブリエルバーンってこういう役、はまるよねー。
posted by 107gou at 16:38| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】ガールフレンドエクスペリエンス/バブル 〜都会のアイロニーと、田舎のグロテスクさ〜



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さてと、だいぶ前に見たのですが、レビュー忘れてました…
今じゃ、ハリウッドで一番通好みな映画監督とされるスティーヴンソダーバーグ。

チェゲバラの映画や、エリンブロコビッチなどで有名ですよね。

さて、その彼が作った、わりと短編の映画です。
短編なので、それより前に作ったもう一個の短編も混ぜたという…


というわけでダブルレビューです。

まず「ガールフレンドエクスペリエンス」のストーリー

「職業は、恋人。」リーマン・ショック後、大統領選を間近に控えた2008年秋のニューヨーク。
エリート達を相手に1時間$2,000で、セックスのみならず、ディナーを共に話し相手になって、まるで本物の“ガールフレンド”と過ごしているかのようなひとときを提供する高級エスコート嬢のチェルシー。
トップの座を守るために日々自分磨きを怠らず、スポーツジムのパーソナル・トレーナーである恋人とも良好な関係を続けていたが、ある日心惹かれる男性客が現れて…。



「バブル」は
アメリカ郊外の小さなどこにでもありそうな無個性な街。
その街の小さな人形工場で働く中年女性マーサ。
同じ工場で働く20代の若者カイル。
特にとんがったところもない、悪く言えば退屈な2人はいつも仕事場で一緒で仲良くしている。

ある日、
人形工場にあるとき大量の注文が入り、新人のローズという20代女性が雇われた。
2歳の女の子をもつシングルマザーで、彼女が入ってから、マーサとカイルの関係に変化が訪れる。
そして…




まず前提なのですが、自分はあんまりスティーブンソダーバーグ監督の作品が得意じゃありません。
なんというか、スタイリッシュだし、クオリティも高い。
でもなんか、アートスクールに通う、エリートな芸大生みたいで…
わざわざ、そんな回りくどくしなくてもいいじゃん…みたいな。

でも逆に考えると、短編みたいな映画では絞り込まれていて、非常にバランスがいい。
「ガールフレンドエクスペリエンス」は、映像が圧倒的にスタイリッシュ。
(※:余談だが:こういうのをスタイリッシュ、オシャレというのだと自分が思う。
センスを磨きたい人は見るべし)

クールとでも言いましょうか…。
クールでかっこいいのに、出てくる人間はクールじゃない…
それが逆説的に、都会に生きる人間の哀しさを際立たせている。
人間とふれあうって何だろう…大都会が舞台だからこそ、考えさせられる。

この映画を見た多くの人が思うと思うけど、主人公の女優サーシャグレイがいいね。
この人、アメリカで人気のAV女優だそうな…
でもそういうネタじゃなくて、この人の独特の雰囲気がこの映画には必要なのがわかる。

性というものを売りにしながらも、クールな視線を持ち、きちんと考え、知的な人物。
キャスティングの正しい例というか。

ストーリーの中に流れていく、2008年頃のアメリカが抱えていた不安な空気を醸し出す演出がすごいよいなって思いました。
どちらかというと説明するより、見て、感じる映画だろうなーって思う。



「バブル」のほうは、非常に自分好みな映画でした。
映像的には退屈なんですよ。
でも、すごくシニカルで、皮肉で、グロテスク。

人形工場というのがスパイス効いていて、
人形を淡々と仕事で作るシーンがいい。

人形の顔をぐにゃぐにゃと整形したり、
目の部品を入れたり、
普通に見ていて、わかっていても、なんだか気持ち悪い。

それを淡々とやり続ける田舎町の主人公達が、
感覚が麻痺している感じがわかる。

一個一個のシーンがグロくないのに、グロい。
自分も思うのですが、田舎のように閉鎖的な社会ってすごく怖いって思うんですよね。

この映画でも身内のために、わざわざ深夜にベビーシッターしたり、車で毎日送り迎えしたり親切なわけです。
でも、見えないところで人間の闇みたいのがひたひたとせまってくるし、時にそれが
自分と違う価値観を持つ他者の排除につながる。
近すぎるゆえに、遠くなってしまうというか。

すごくそれが自分にはグロテスクな社会に見えるの。
田舎の良さを否定しないし、人情暖かいのも良いと思うけど、
実は裏にそういうグロテスクさを抱えている地域って多いと思う。
大都会を舞台にした「ガールフレンドエクスペリエンス」のクールさと2本立てで並ぶと、
なんだか際立っていておもしろい。


この映画、監督が最小限の人数で、素人を使って撮ったそうな。
自分でカメラ回して編集もして。

お金がなくてもここまでのモノって作れるんだねって…





サシャグレイのポルノ出演作を検索したら、もうびっくり…

posted by 107gou at 16:30| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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