2011年09月29日

【スペシャルコラム:How To Be A DJ】世界初(?)DJ戦術論 〜DJ中、見てるモノ、考えているコト〜


スペシャルコラム。毎日更新してましたが、少し間があきましたね。
大丈夫。まだまだ続きます。
前回まではワタクシのストーリー的なものが多かったのですが、
今回は、世界初(?)のDJ戦術論と称して、DJの「型」について解説したいと思います。
※もちろんこれは公式なものじゃなくて、自分がフロアの現場で学んだことだからね



よく色んな人に「DJって何してんの?」と聞かれる。
「次にかける曲をえらんで、スムーズにつないでる」。
まー、動きとしては基本それ。
しかし、その裏にすごくしっかりとした考えがないと良いDJはできない
(エラそうですいません:笑)

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今回はオイラがDJする時、どんなことを頭ん中で考えているか、
伝授?したいと思います(またまたエラそうですいません)
んじゃ、その前に音楽を。
夜なんで、ちょっとオシャレめに。

●Nightz Over Egypt/Incognito


さて、続行します。
どんな風にDJしてるか流れ?で解説しますね。


●(出番前):フロアに出て、お客さんをプレイ前に観察する。

DJというか、クラブのフロアの主役はお客さんです。
どんなDJでもお客さんがノってくれなければ、クソDJです。
お客さんが求めるものを提供し、時に意外性を持って、それを超えなきゃいけない。
まずお客さんの好みを知ることは重要。
自分は、DJの出番前にお客さんがどんな曲で反応するか、
どういう系のタイプかをフロアで見ます。
「今日はミーハーな曲じゃないと踊らないなー」とか
「ガシガシ踊るダンサータイプだなー」とか。
それによって、最初にかける曲が変わる。
そうやって出番を待つ。


●(出番前):プレイする曲は決めない

これ重要。というか、DJはかける曲を決めてません。
もちろん、持ってる曲は決まってるので、ある程度は
流れってあると思うけど、最初から最後までセットリストが決まっているDJは
ほとんどいないんじゃないでしょうか。
ごくたまーにかける曲をしっかり決めてるDJもいますが、そういうDJを
「決め打ち」と言って、DJ同業同士では軽蔑されます。
お客さんのノリでその場で臨機応変にかける曲を変えるから、良いのです。
逆にそれの対応力もDJの力量です。


●(いざ出番):最初の曲はツカミ

これは人によってやり方がわかれると思いますが、
自分はわりとツカミの曲を入れます。
わかりやすい有名な曲とか、ネタものとか。
だってせっかく出番来たんだから、こっち向いてほしいもん。
ただ、この方法って難しくて、
ずっとネタものや、メジャーな曲だけで盛り上げ続けるわけにもいかない。
で次に続く


●(DJ中は…):山と谷間を作る。

あ、バストの話じゃないです(はいはい)。
たまに、ずっとアゲアゲな曲を1時間も2時間もプレイし続けて、
お客さんを疲れさせるDJがいる。自分は好きな曲かけてるから、OKだろうけど
お客さんはたまったもんじゃない。
ジェットコースターと一緒。山あり谷ありのほうが、起伏があって盛り上がる。
上げるのは誰でもできる、下げるのが難しい。
自分はお客さんをクールダウンしつつ、覚めさせない
下げるための曲はいつも持っていきますねー。
(どんな曲か知りたい人は個人的に聞きにきてください)



さて、また音楽を紹介。
私が当時、その「下げ曲」として使っていた曲の一つ。
これのどこがどういう理由で「下げ曲」なのか?それは想像してみてください(笑)

●Cherry Rips(MaUVe'S DARK VOCAL with Accapella mix) / Garbage





●(DJ中):一番踊らせたい人を決める

これやってるの、自分だけなのかなー。
実はDJブースから、フロアのお客さんってすごく良く見えます。
見てないようで、DJはお客さんをすごーーーく見てます。
でもフロアには色んなお客さんがいて、みんなを満足させるのは難しい。
だから、自分はひとりに絞って、その人が踊ってくれることをひたすら狙います。
(ひとり、というか、数名という時もある)

なんでか?
わかりやすい具体例で説明しましょう。

あるイベントでDJした時。
お客さんが変な盛り上がり方をしていた。
うーん、あんまり客層というか、盛り上がり方が良くないなーと思い。
DJ中にフロアを見ると、ある女の子4人組が目についた。
とてもオシャレでかわいい子達。一言で言うと4人とも「イケてる」。
自分はDJしてる時に、イケてない人に踊ってほしくないので、
雰囲気を変えるために、彼女達を踊らせようと試みた。

さっきからかけている曲を見ると、Ne-Yoとかのリミックスで、
ちょっとだけノっているのに気がついた。
そっかー。エレクトロ系というより、R&B系好きなんだなーとかって思い、
Ne-Yoとかのリミックスや、R&B好きならわかるハウスミックスなどをかけてみた。
ややマニアックにしたりしたので、その時盛り上がっていたお客さんは一瞬ひいたが、
そのイケてる女の子4人組が盛り上がり、フロアにやってきた!
それを見て、他の女子がフロアに少しずつ動き始める。
女子がこれだけ増えたら、当然、男もフロアに集まる(笑)。

言いたいことわかりますよね。
無理に薄く広く狙うより、影響力の強いターゲットを狙えば、
自然と後から他のお客さんもついてきて、盛り上がる。

変な人がフロアで踊ってたら、いやでしょ?
そんな理論。

【番外編】
一度、2人でDJやった時に、
お互い交代で1曲ずつかけることにしたのね(DJ用語?で、Back 2 Backっていう)
で、お互いターゲットを一人決めて
「次の曲で、あの柱にいる女の子踊らせる!」とか賭けたりしてました(笑)


まーそんなアホなことをしつつ、実はDJってすごく緻密なんだと思う。
音楽は人の気持ちを盛り上げたり、癒したりできる。
バーテンダーがお客さんの気分に合わせて、いいカクテルを作ったりできるように、
DJもそんな仕事をしてるのですよってお話。

ちょっと長くなったので、基本編ということで、
また理論編はつづきまーす。
次回は、DJはチャラいか?について考えてみたいと思います(たぶん)

んじゃ、この曲でお別れです。
ラグジュアリーちっくなオシャレパーティーでよくかけてた曲です。
わかりやすいです。
でわー

●Sincere / Mj Cole


Have a Good nite!!!




posted by 107gou at 23:10| クアラルンプール ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | How To Be A DJ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月28日

【映画レビュー】ペルシャ猫は誰も知らない 〜バンドやってる奴、音楽好きな奴は絶対見ろ!〜



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「映画を見ることは、その国を旅すること」
…なんて
誰かが言った名言がありますが(まぁ私が勝手に言ってるだけなんですが)

映画で世界一周の旅は、イランに到着しました。
イスラム国でも特に厳格なイスラム国家のイランでは、
こういった映画もかなり規制が厳しいそうです。

監督はすべてゲリラ撮影で撮り、国外へ逃亡。
主演の2人も映画撮影終了の4時間後には国外へ亡命したという…
そんな映画。

ストーリーをば、
イランでは未だに自由な音楽表現が規制されており、国内ではこそこそと隠れて作品を発表するしかない。そんな中、インディー音楽のユニットで活動するネガルとそのボーイフレンドのアシュカはロンドンに行くことを夢見奔走するのだが・・・。




いや、想像以上に良かった。
多くの人はイランってどんな国か想像できないよね…
なんかみんなターバン巻いて、ペルシャ絨毯ひいてある石造りの家。
とかかな?

この映画を見ると、想像以上にイランが近代的な国であることがわかる。
「シガーロス」のファンのバンドもいれば、ヘヴィメタや、ヒップホップですらいる。
そんなイランの音楽シーンの各ミュージシャンをMTVのごとく紹介しまくっています。

どっちかというとドキュメンタリー的。
そして映画を通して一貫して感じるのが、監督の怒り。
「こんなに欧米でも通用する素晴らしいミュージシャンがいるのに、
当局の規制でそのチャンスの目を詰んでいる」ことに対する。

登場する若者達は、日本人の自分たちと変わらない雰囲気だし、
(顔は濃いが)若者は世界共通。

なのに、自分ら日本人は、音楽を自由にやっても怒られないし、
コンサートやライブも行ける。
通りでうるさい弾き語りをやっても怒られない。

でも彼らは、スタジオでバンド練習するだけで電気を止められたり、
ささやかなライブを開くだけで色々と根回しが必要だったりする。
洋楽のDVDやCDを持ってるだけでしょっぴかれたり…

それでも、やめない音楽への愛情がひしひしと感じられるのだ。
音楽をプレイできることの幸せ…日本人にも気づかさてくれる映画。
別にゲームが悪いわけじゃないが、モバゲーやってる場合じぇねーぞ!


旧ソ連を崩壊させたのは、ボンジョビの音楽だと言う人がいる。
神聖かまってちゃんじゃないけど、「ロックンロールは止まらない」のだ!








でもテヘランは行きたくない…

posted by 107gou at 22:51| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月27日

【映画レビュー】エンジェルウォーズ 〜男の夢と妄想のカタマリ〜


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さーてと、スペシャルコラムの合間に
地味にレビューを更新します…

これもだいぶ前に見て、また放置(最近たまってる)
「300(スリーハンドレッド)」や「ウォッチメン」の人気監督ザックスナイダーの
最新作。
ザックスナイダーと言えば、ルックスは普通のイケメン・スポーツマン風なアメリカ人なのに
アメコミ感ばりばり、特殊効果CGばりばりで
映画作ってんだか、ゲーム作ってんだかよくわかんないオタなところが
魅力の監督です<こら


そのスナイダー監督が、「スリーハンドレッドの女版」と言って
オリジナルで作った作品。超楽しみでした。


ストーリーは
愛する母が死に、継父によって精神病院へ入れられてしまったベイビードール。そこで彼女を待ち受けるのは、恐ろしいロボトミー手術だった。ベイビードールはこの現実から逃れるため脱走を計画。脱走に必要な道具を揃えるため、彼女は4人の少女とともに戦うのだった。




やばい……超楽しい(笑)。
もう「空想の世界だから…」を言い訳に好き勝手放題やってます(笑)。

簡単に言うと、
「ドラクエ」と「戦国無双」と「ファイナルファンタジー」と
「メタルギアソリッド」に「ストリートファイター」を全部まとめて、
カワイイ女の子そえて、盛り上ちゃいましたって感じ。

完全、男目線…(爆)



ストーリーに主人公の脳内の空想世界が出てきて、その空想世界で
好き勝手なファンタジーを展開する。
よく映像クリエイターが自分のつくりたい映像を作る時の常套手段ですね。
「ザ・セル」のターシム・シン監督とかは毎回コレ。

オリエンタルで美しい映像を作るターシム監督と違い、
われらがスナイダーは、さすがです。

ブロンドのかわいい女の子達が
女子高生の格好で日本刀振り回して闘ったり、
アーミーになってマシンガンぶっぱなしたり、
キッチンテーブルで踊ったり…
敵も、ドラゴン出てきたり、変な日本の落ち武者みたいの出てきたり…
RPG感ばりばりです。

男の妄想全開で、ここまでやりきると、もはや楽しい。
映像の作りこみが、ハンパじゃないから見れるけど、
一歩間違ったら、超ド級のB級映画に落ちるとこだった。


だから、映画の評価は真っぷたつに分かれると思う。
中には「まったく荒唐無稽で無意味、ナンセンス」なんて評価もあったが
そもそもこの映画に意味なんて必要なんだろうか?

ストーリーが破綻しまくった映画を作る時は、
映像の世界観の作り込みの一本勝負になるけど、
ここまでやれば勝ち。

もしかしたら、評価低いかもだけど、
数年後とかにカルト映画としてタランティーノみたいな映画人に
評価されんじゃないかなぁ。


おらは好きです。
でも女子にはすすめない。
男にはすすめる(笑)。マジ萌えるから。




posted by 107gou at 16:27| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【スペシャルコラム:How To Be A DJ】 ついにぶっ壊れる…原点回帰。

連続で毎夜続けてますこのコラム。凄い嬉しいメッセージなんかも頂戴して、泣けるんですけど…
別にDJがどうとか、自分がどうとか…より、自分が過ごした時間を風化させたくなくて振り返ってるんですけどねー。
さて、今回は行き着くところまで行き着いて、ついに自分、若干ぶっ壊れた感じになります…
そこで気がつくことのお話お話…




さーて前回まで連続で読んで頂いた方はなんとなく感じているかもしれませんが、
新しい刺激を求めて、過激(?)な方向にシフトしていっていた当時の自分。
ある意味、大学生であったことが自分を普通の世界?とつないでくれてたというか、
まーそんなカッコつけた感じでもなくて、自分みたいな安穏とした生き方をしてきた人には
結局、こういうのって限界があるんですよね。

と、その前に軽く音楽を…笑
未だサイバーな感じだった当時のクラブシーンと、自分が次にくると感じていた80年代テイストの融合で
こんなのをかけてたよーな曲。

●Why Do You Love Me / Riva feat. Danni Minogue


※相変わらずこんな曲、かけてたんですけどねー。


で、結局、ついにぶっ壊れてくる。
ロクに家も帰らず、髪はプラチナブロンドみたいにしたり、言動もなんだかトゲがあったかもしれない。
ただ、こういう変化って映画や小説みたいにドラスティックじゃなくて、地味に水面化で出るものだと思う。
当時、自分自身は普通のつもりだったし、別にここで書いている程、社会生活に影響があったわけじゃない。
むしろわりと楽しく過ごしていてた。
たぶん当時仲良くしていた友達は、気がつかなかった人も多いと思う。

しかし、気がついている人は気がついていた。
例えば、親しいある友人には「身が入ってないし、自分見失ってるよ、あんた」って注意されたし、
自分のDJの場を与えてくれた友人をちゃんとリスペクとしないで、ケンカして数年間、絶縁するハメになった
(余談だが、その男の名前は、LOVE&HOUSEオーガナイサーの山本晋平という:笑)
大切な人とも別れ、親にも注意され…


なにげに結構、アカン感じじゃないのか?って今思えば、思う。
でも、結局、自分を見失うことがなかったのは、やっぱりいい友達がいたからだし、
ちゃんと育ててくれた親のおかげなんじゃねーかなーと今さらですが、思う。

とそんな話がしたいわけではなくてですね…笑


で、とりあえず派手派手なクラブ空間にも一週間毎日のように関わると、結構疲れてくるわけですよ。
なんとなくちょっと好きな音楽とかを、仲間とやるパーティーやりたいな、と自分のパーティーを初めてオーガナイズしてみた。
初めて一人で責任あるリーダーですよ。

もう思いっきり、自分が大好きなDJやアーティスト、シンガーなどの仲間を呼んで、
空間も演出して…楽しかった。

しかしリーダーとしては、今思い出すと恥ずかしいくらいダメダメ。
自分がブレてたし、当時の関係者にはごめんって言いたい。
それでも「あの空間がなんか独特で好きだった」なんて言ってくれる人がいると、
ダメダメでも何かを表現すれば、人の心に種みたいのを残すんだなーって。
(今日はいつになく名言ちっくなことを言ってますね)

音楽もちょっと変化し始めました。
元々、裏原宿などのストリートカルチャーに影響されていて、
ロックやヒップホップが一番の原点なんですよね。
そんな方向に戻った音楽。自分のイベントではそんなストリート感を大事にしていた。

もうエレクトロに加えて、こういったマッシュアップとかやってた。
●2many djs-Beastie Boys vs. Inxs vs. Herbie Hancock


エラい変わりよう(笑)。
なんか開き直って、DJでもハウスと一緒に、ProdigyのSmack My Bitch Upや、NirvanaのSmell Like Teen Spiritとかかけて、
クラブのオーナーに「クソよかったっす!」とか言われたり(笑)

他には、ブラックミュージックってやっぱりいいよねって思い、
そういった音楽もとりこんで、音楽のジャンルを飛び越えて、プロデュースしてみることにした。

●Don't Mess With My Man / Lucy Pearl


この曲も定番ですが…
●Straight Up / Chante Moore


フライヤーもやたら工夫していて、
手書きのグラフィティのイラストをあえて、デジタルで取り込んで処理するという
手間ひまかかることをやっていた…ちょっとシリーズ化してアートディレクションしてた。

本邦「久しぶりの」公開ですが
こんなのとか(クリックすると拡大したの見れます)
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(Thank you for maqui-san&Kaoru.)

これは当時、まだティーンだったB-ガールな女の子のグラフィティを
Illustratorに取り込んで、トレースして処理してもらったもの。
あえてこだわったりしてた。
ちょっとオールドスクールなテイストもこだわり。

こういったクリエイティブディレクションを無意識のうちにやってたのよねー。

でも結局、自分ってなんだろうって思った時に、
「あーやっぱり音楽があって、友達と過ごしたこの時間を大事にしたい」
ってすごく思ったきっかけがあった。


それがMTV Startour Auditionでmajuのステージを見た時。
これはMTVのオーディションなんですが、
大学の先輩でありとても大切な友人であるマユことmajuが
オーディションに挑み、優勝。

当時、自分のイベントにも出演してもらってたから、
応援しに、彼女のステージを見た時にもう凄く感動したのよね。
自分達の周りから、世に出て行く人がいるって。
きっと頑張れば世界だって変えることができるし、自分達の過ごした時間はきっと無駄にならないって。

あれから、10年近くたってもうみんな大人になったけど、絶対あの時間は永遠だよね。
今年4月に香港でマユと会ったんだけど、話をしながら、余計思った。

というわけで、そのmajuのMTV StarTour Auditionのステージの動画があるので、
それを紹介して今宵は終わりましょう






※次からはよりDJにフォーカスした内容に変えてくねー

つづく…



posted by 107gou at 00:38| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | How To Be A DJ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月25日

【スペシャルコラム:How To Be A DJ】 方向性変えたら、うっかり「アッチ方面」に人気のDJになってしまう…の巻


はい、連続コラム。facebookで煽る人も約一名いるので、がんばって書いてみます(笑)。
トランスとかのサイバーなシーンに身を投じてみた私ですが、シーンも荒廃してきて、
やっぱり性に合わない。そこでまた変化しました。
そしたら、またもやトンデモナイ方向へ…の巻。





トランスとかハードダンス系の音楽に飽き始めていた。
確かにテンションを上げるし、たまに聴く分には良いけど、
あまり良い雰囲気じゃなかったし、ここで書けないようなものもたくさん目にした。

本来、クラブとかの夜アソビってもうちょっと、ドキドキするものでしょうと。
当時、まだ大学生で毎日音楽の企画のことばっかり考えていたので、
次にどんなことをやろうかと考えを巡らせていた。
(ちゃんと授業とか出ろよって話)

ある日、色々なファッションショーの最新動画をチェックしていて、
ジョンガリアーノがデザインしたクリスチャンディオールの2003〜2004あたりのショー。
それに目が釘付けになった

例えば







そしてこのショーの最後に登場するガリアーノのかっこよさ…アホすぎて最高(7:10〜あたりを見てください)




で、方向性は見えてきたなーと。
妙にデカダンスなコンセプトに魅力を感じていたので、
自分がDJする時の、空間のヴィジュアルイメージから考えることにした。

まずドラッグクイーンとかを自分のDJ中に入れて、フロアの演出で盛り上げてもらうことにした。

ドラッグクイーンってこんな感じ

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(asahi.com様から拝借…写っているのは、この世界の有名人ばかりですね…)

で、音楽もやたら派手でゴージャスなイメージにしてみた。
わかりやすいところで行くとこれ。

●Lady Marmalade(Thunderpuss Edit)



自分のDJ中の服もできるだけ変えてみたり、フロアにはスパンコールの嵐にしようと試みたり。
やー本当に「あんたゲイでしょ」とかかなり言われた。でも自分はゲイではないんだよねー。普通に彼女とかいたし。
当時の彼女もそういうファッションに影響されたカルチャーが好きで、それに影響された部分もあったかもね。


この時期、今までと一番の変化は、トータルプロデュースの毛の生えたようなことをしていたってこと。
今までは音楽だけだった。しかし、この時期から明確にヴィジュアルや空間演出、ファッションなど関連する要素すべてを
ディレクションして、自分が表現したい世界観を作り上げるということにトライしていた。
(まー、今思えば、稚拙でロクに何もできやしませんでしたが)

この時期はこういう性別やマイノリティーの壁などを超越したものを作りたかった。
それだけ。

あとこんな曲もかけたー(ってか完全ゲイ向け選曲だな…)
●Vouge / Madonna


とにかく東京には色んなアンダーグラウンドがあるから、吸収してみよーっということで。







ジャンル的にはNYハードハウス。
正直言うと、当時全く流行っていなかった「一昔前の音楽」だった。
でも、自分の中で汚ギャルばっかりになってきたトランスとかのクラブより、
絶対こっちのほうが勝てるという気がした。
そしてやはり反応する人達がいた…

まず、客層が圧倒的に変わった。
あるイベントでDJした時。

自分がDJ始めると、外人とゲイと女の子が踊り始めて盛り上がり、終わってから知らない外人に
「DJ、チョーヨカッタヨ」と声かけられるという…

でもそのかわり、「俺たち音楽とか大好きっす。」みたいな男子客は一斉に引いて行きましたが…(笑)。
正直どうでも良かった、
自分が踊らせたいお客さんを踊らせることができていたから。つまり自分の中で、ターゲット層が明確だったってこと。


(うーん、今の広告とかの仕事に通じるものがある。)

フロアでは前からなんとなくきていた、80年代カルチャーの波を感じていて、
当時の流行っていたプログレッシブハウスというジャンルとうまいこと折衷して、
こんなイメージをとりあえず作ろうとしていたかなー。

●This Is Our Night/Sander Kleinenberg




まーそんなこんなで、世界観を作るってことに楽しんでいた感じです。
ついにいよいよ、自分のイベントってやつを立ち上げることになるわけです。
人生初のマネジメント経験で色々やってしまう(笑)


つづくーーーーー



posted by 107gou at 23:11| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | How To Be A DJ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月24日

【スペシャルコラム:How To Be A DJ】まさにブレードランナー!?サイバートーキョーな毎日 


さてとスペシャルコラム、第四話。どこまで続くんでしょー?現場の他のDJさんとか怒られないかビクビクしながらですが、
ということで
当時を振り返ってみます。
DJのテクニックやDJのやり方というより、
どんな世界なのかを少しだけ知ってもらう意味でも、
今宵は、ちょっとサイバートーキョーな世界をちょっと覗いてみた話です。




ひょんなことから、トランスシーンに足を踏み入れた私。
良くも悪くも会ったこと無いタイプの世界だった。

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やっぱサイバーって感じなので、
なんか、こういうブラックライトが似合う感じ。


こんな人とか
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こんな髪型のDJとかもいたー
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マジにブレードランナーの世界。
東京生まれの自分が言うのもなんですが、 
トーキョーすげぇなと(笑)。

誤解のないように言っておきますが、
自分はこんな格好したことないし、
みんながみんなこんな感じじゃないですよ。
ただこんなテイストの人や雰囲気のものは多く遭遇した…気がする。

そんな世界で自分のDJも変化してくる。
最初は、オシャレなハウスとか、ソウルとか、B-BOYっぽい音楽とかを
かけてたんだけど、フロアでガンガンそういう音楽を聴いてくるうちに、
そういうお客さんを盛り上げてみたくなってきたのよね。



やっぱりフロアにはハードなサウンドが求められてたし、
思いっきり勝負したくて。
もともとプロディジーとか、ケミカルブラザーズとか聴いてたし、
そういうデジタルサウンドは得意だったのもあって、すぐ変化。

こんな曲は当時、毎回セットリストに入れてたわー

●Blast The Speaker / Warp Brothers



でもいわゆるチャラチャラしたギャルトランスにはちょっと抵抗あったから、
なんというかもっとハードでフロア仕様。
(こういうところ、ロック魂が出てくる)

ついこないだまで、オシャレハウスとかヒッピホップだったDJは、
色んなイベントでハードなサウンドをプレイしまくってました。


あるイベントで、次に紹介するこの曲をかけた時に、
お客さんももうフロアがテンションマックスになる瞬間とか経験した。



●Hardhouse Raver / Yoji Biomehanica



まーこの曲のタイトルにもあるとおり、普通のハウスじゃなくて、
ハードなハウス=ハードハウスのDJになってました(笑)。
気がついたら、すっかりフロアになじんでた。

渋谷SIMOON、新宿CODEなどのクラブでDJしたりしてたけど、
もうどれも閉店しちゃったねー。

こういう音楽、聴けばと感じると思うけど、普通の生活のシーンに合う音楽じゃないと思うんだよね(笑)。
サイバーでデジタルだけど、とにかく人の気持ちをアゲる音楽。
古代のお祭りみたいに原始的だなーって思ってた。


●Technorocker(Warp Brtohers Remix)/ Balloon


DJをどんどんするようになって
自分の生活も結構、ハードになってきた。

平日もDJしてたから、DJして朝帰ってきて、シャワーだけ浴びて
また学校の授業に出る。
夕方になったら、友達から電話かかってきて
「今日、◯◯さんが渋谷でDJするらしいけど、行かない?」とか言われると
飛んで行って、とりあえず渋谷で合流してみんなで飲んで、
クラブ遊びに行って、飲まされて、朝になってまた帰宅…みたいな。

いつ寝るんだって話。
でも毎日元気だったのは、せいぜい20歳〜21歳で、若かったからでしょうね。
今なら絶対無理(笑)。普通にお家で寝るもん(笑)。
でもやるなら徹底的に、が楽しい。


クラブとかって人間関係とか希薄(or 軽薄)と思われがちだけど、
全然そんなことはない。

当時クラブで出会った人達は今でも付き合いがあるし、
一緒にお仕事してる人だっている。
社会に出てから、困った時に親身になってくれた人もいたし、
離れても楽しい時間を一緒に過ごした思い出は本当に大切。

出会った場所じゃない。その人次第だと思う。
(確かに、チャラチャラした部分も多い世界だけど)

ただそんな生活も続けているとトランスのシーンも限界が見えてきた。
音楽のシーンって、最高潮になる直前までが、一番いい時なんだと思う。
アンダーグラウンドの音楽に目を付けたレコード会社とかによって、
変にメジャーになるとシーンは荒廃してくる。

お客さんの質も悪くなってきた。
明らかにナンパ狙いの客とか、酒飲んで泥酔しまくって迷惑かける客とか、
別に女の子に声かけたり、お酒を飲んで酔っぱらうこと自体は悪くない。
だけど本当に音楽を楽しんで、踊りにきたお客さんに嫌な気持ちにさせるお客さんが明らかに増えてきた。

現場のDJもわけかわかんない初心者がDJしてたり、
若い子達を利用して金儲けする奴が目に見えるくらい目立ってきたり…

なんかクラブというか、夜遊びってもっと刺激的でセクシーであるべきだと思う。
素敵な非日常体験じゃないと。
で、DJとして自分なりの刺激を探し始めた…


posted by 107gou at 22:43| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | How To Be A DJ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【スペシャルコラム:How To Be A DJ】 「大学に行くこと」が普通ではない世界でDJ下積み的なことしてみました


さーて、イキオイではじめたこのコラム。
アクセスも急上昇でびっくりしております。
相変わらず思いつきのまま今宵もいきますね。
前回までDJをはじめて、ヒップホップからハウスに変化した話をしましたが、
今日は、リアルなフロアで学んだ話です。







前回にも書いた通り、仲間のイベントじゃなくて、
週末に普通に一般のお客さんが遊びにくるようなクラブのパーティーでDJしたいと
ツテを探して、DJをはじめた私。


最初は、フロアで回すなんてできなくて、ラウンジのはじっことかで、
ひっそりとDJしてました。

クラブのフロアでDJしたことも無い奴がいきなり、
お客さんをちゃんと楽しませることなんてできるわけない…

イベントに参加すると結構やることあって、
まずフライヤー巻き(イベント告知のチラシ的なやつですね)。

皆さん、クラブに遊びに行くと帰りにイベント告知とかマンスリースケジュールとかの束を渡されません?

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こういうやつ


ああいうのは、自分みたいな下っ端のDJとかが
お店のパンフに自分のイベントのフライヤーを一つ一つ差し込んだり、
イベント終了後の朝方、クラブの出口でお客さんが出てくるところに、
「ぜひ今度、遊び来てください」とかフライヤーを渡したり、

あとは、ショップとかに行って、フライヤーをおかせてもらいに行ったりしてました。

ある日は、渋谷の109に行って、全部のショップに行って
「イベントやってるんですけど、フライヤーおかせてください」とか、
ギャルな店員さんにお願いいったりして。

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先輩DJがどっかでDJする時は当然、顔を出しに行って盛り上げる(もちろん朝まで)



結構大変そうですが、なんだか新鮮で楽しんでましたね。
(大学生で時間があったのもあると思うけど)

正直、もっと下積みをしっかりした人もいると思うし、
自分なんて先輩DJとか優しかったし、かわいがってもらってたと思う。

別にわざわざ、そんなことしなくてもいいじゃんって思う人もいると思う。
普通に大学で楽しく過ごせばいいあじゃないかと。
でも、自分は、「4年間のモラトリアム」なんて言われた
キャンパスライフに、なんか世の中との乖離を感じていた。

自分にとって、なんだか生きている実感があったんですよね。
世の中のシステムと連動して、自分が動いてる感じというか。


クラブシーンの世界は、当然大学生だけじゃない。
普通に会社員もいれば、他にも色んなことをしてる人がいる。
そこで自分が学んだことは、どんな人もみんな人間だってこと。
ゲイで女装趣味があるけど隠して生きている人もいた
風俗譲やってて、でもすごく優しくて、頭も良くて前向きに生きている人もいた
他にも色んな人がいたけど、みんな自分の道を生きてたし、がんばってた。

今思えば、当たり前すぎて恥ずかしいんだけど、
学校でて、大学に行かせてもらえることはスペシャルなことなんですよ。
自分がいかに恵まれているかを感じさせられることばかりだった。
そしてそんな立場に関係なく、人間として付き合えば心は通じるってことも。
(本当に、普通に大学生活してたら、あり得ない人と本当に心からホンネで語り合える関係になった人もいる)






当時トランスがやたら流行っていました。
なぜか自分もトランスのイベントに出演することになったんですよね。

B-BOYな自分がなんでトランスのシーンに入ることになったのか?
もともとトランスが流行っていることは知っていたけど、あるイベントに出た時に、
トランスのDJの時間に、とても素敵な女の子達がたくさん踊ってたんですよね。
クラブにいる女性って男性より流行に敏感だと思っていて、
いわゆる「イケてる子」達が反応している音楽に、クラブシーンの中心があると思ったから。
先入観とかは捨てて、飛び込もうと。

聴いてみると結構、抵抗無く聴けたので、さっそく飛び込んでみることにした。


●You Are Alive / Fragma


こんな曲、覚えてるわー。懐かしい。

で、イベントに出るようになって、
色々やっていくうちに結構、知り合いとかも増えてくるんですよね。

そのうち他のイベントのオーガナイザーから、
「うちのイベント出ない?」とオファーをもらえたり。
それも、一番お客さんが盛り上がる、1:30AM〜2:30AMの時間帯。
期待してくれていることが嬉しくて、さっそくがんばるわけです。

しかし…惨敗…


仲間内のイベントと違って、普通に一般のお客さんがお金払って遊びに来ているイベントだと
DJがうまく盛り上げられないと、お客さんは「あー、なんかビミョー、他いこ」って、フロアから容赦なく、消えて行く。

まさにお客さんがサーっと引いて行く様を、自分も経験しました…
メインの時間帯をまかされている身としては責任重大。凹んだわー。

その時思ったんですよね、
フロアでお客さんが盛り上がる曲と、家で聴く音楽は違うなーって。
今じゃ、当たり前なんですが、そういう初歩からフロアで失敗しながら学んだわけです。

ハウスやトランスなどのシーンにいて、フロアは本当盛り上がってた。


●On The Move/ Barthez


この曲とかフロアですごーーーーく、かかってた。
トランスってフロアを爆発させるくらい盛り上げるジャンルだね。
ビデオの古さになんか時代感じてびっくりなんですが…






こうやって大学生DJから、フロアという現場DJに修行させてもらえたと思う。
そして自分もいよいよ本格的に、あちこちのイベントでDJするようになる。
楽しいキャンパスライフから、生活が変わってくる…

つづく
posted by 107gou at 00:38| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | How To Be A DJ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月22日

【スペシャルコラム:How To Be A DJ】DJになるには? & ハウスとの出会い


さて、なぜか突如、思いつきでスタートしたこのコラム。
完全に即興とか、イキオイでやってます。
だから読みづらかったらごめん。
ということで、今日も行きます。





よく「DJなんてすごいですねー」という人がいる。
同時にクラブによく行く子は「DJなんて腐るほどいる」と知っている。


「どうやったらDJになれるんですか?」の表題に、答えは簡単だ。
「自分でDJって名乗ればいい」
そんだけ。

別に資格があるわけじゃないし。
それって、他の職種でも一緒だと思う。
コンサルタントとか、クリエイターとか。

DJはいっぱいいる。だけどちゃんとフロアを見て、自分の仕事ができる「良いDJ」は少ない
だからこそ、自分が「どういうDJなのか」が大事なんだと思う。

なーんて偉そうに言ってますが、ホント難しいよなーって思う。
たまに自分でDJしながら「あー俺クソDJだわー」なんて反省することも、しょっちゅうですから。

それはともかく、
自分はすぐにヒップホップのDJをやめた。
いやDJをやめたわけじゃなくて、ジャンルが変わった。
ハウスになったのだ。


これという理由はなくて、なんとなくハウスという音楽が当時、かっこよく見えたから。
もともと10代の時にロンドンやシカゴのハウスは聴いていた。
Todd Terryとか、そういうやつ

これとか
(音だけだから、流しっぱなしで先読んでチョ)
●Keep On Jumpin'/ Todd Terry feat.Martha Wash & Jocelyn Brown



あとは周りのヒップホップDJがテクニック重視になっていたことかな。
いわゆるスクラッチが巧いことが重要みたいな流れに妙に反発しちゃって…

よくDJでキュッキュみたいなスクラッチとかをメインにする人は
正確にはDJじゃない。「ターンテーブリスト」と呼ぶ。
まーわかりやすい例でいくと、曲の良し悪しに関係なくギターソロがめっちゃうまいギタリストみたいな感じ?

自分はパンクとかで育っているので、テクニック偏重にすごい反発するタイプなので、 
DJとしても反発。

なんかさースクラッチで「おーすげー」って最初思うけど、2時間も3時間も聴いてられないでしょ?
あるイベントで、すごいスクラッチをしまくってるDJがいたのね。
でも、フロアの女の子は「あたし達は踊りにきたんだから、もっとコスるより曲かけてよ」って顔してたのを見て、
「あーダメだこりゃ」と。

やっぱりDJは踊らせることが大事だと思う。
お金を払って、遊びにきた人の気持ちを盛り上げて、心ゆくまで踊らせる。
あえて極論を言うなら、女の子を踊らせたい。
だから、自分がクラブで見かける素敵な女の子達が一番ハッピーになれるDJってなんだろう?
そうやって自分のDJスタイルも変化してきたし、今も変わらないと思う。


正直、ヒップホップというジャンルのせいじゃないんですけどね…

周りにダンサーも多くて、ハウスのダンスはなんだか洗練されててカッコいい!と思ったのもきっかけ。
今みたいにポップなハウスが流行ってなかったし、ハウスってもっと通な音楽だったので。

で、さっそくハウスってジャンルにトライし始めた…

もっともハウスと言っても色々ある。
メジャーハウス、ボーカルハウス、ディープハウス、NYハードハウス、プログレッシブハウス、
ファンキーハウス、フィルターハウス…etc.

まー色々ありますが、
最初はわりと大人しめでオシャレなのからスタートしてみた。

●Like Butterfly / Masters At Work



あと同時にダンスクラシックスとかもかけてた

●Do You Feel Alright/ KC&The Sunshine Band



やー、今の自分のゴリゴリエレクトロなDJからするとありえないくらい生音なグルーブですね(笑)
というのも、自分がクラブってやつに行き始めたのは、年上のお姉様などに
青山とかのソウルやダンスクラシックスがかかるクラブに連れて行ってもらってたから。

最初に遊び慣れた大人達のクラブに連れて行ってもらったのはラッキーだったと思う。

クラブって、音楽やファッションが生まれるカルチャー的側面と、
あとはちょっとナンパな夜遊び的側面の両方があると思う。

その絶妙なバランスのところから、スタートできたから。
刺激を受けるセンスの良さと、適度なセクシーさ。
これが自分にすごく影響を与えたなって。理想の夜遊びって未だにそういうイメージ。

で、仲間のいるホームじゃなくて、アウェーというか、
普通にクラブで営業してやっているイベントで回したいなーと思って、
あるイベントと出会う。


そこで自分はまたトンデモナイ方向に変化する…

つづく



posted by 107gou at 01:23| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | How To Be A DJ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月21日

【短期集中連載(?)How To Be A DJ?】 DJをはじめたキッカケ。

どうも。映画ブログにしたくせに、ちょいと自由気ままに脱線して、
今回は、DJについての短期集中連載コラムとやらに挑戦してみます。
DJしてて、興味を持ってくれる人もいるし、DJってやつに興味がある人もいます。
でもDJという側面をファッションとして見るんじゃなくて、その背景にある
クラブカルチャーやストリートカルチャーについても色々理解してほしくて…
なーんて、偉そうなことは言いません、気軽な気持ちで読んでくださいな。




このブログを読んでいる方ならご存知だと思うんですが、私はDJをやっています。
DJを始めたのがカレコレ19〜20歳の頃なので、地味に10年戦士です(あートシがー)

とは言っても、あまりDJをしてない時期もあるし、DJで食っているタイプではないので、
別に偉そうにする程、キャリアなんて無いし、
実はDJをはじめたキッカケなんて大して覚えてないんですが…
(じゃあそんなタイトルにするなよって)


ある日、学校の英語のクラスで、隣の席になった奴が
「おい、俺ターンテーブル買うよ」と言い出したのです。

それまで高校生の時はギターを弾いて、バンドをやってた自分ですが、
ターンテーブルってなんか買うイメージ無かったんですよね。
DJってもっと大人がやるものというか。

なのに普通に目の前の友達がターンテーブルを買うという。
ほな、オラもやってみようかと。そんなキッカケです。
(ちなみに、そのターンテーブル買うよって言った”友達”は、
DJ Convoyことカンバシュンスケという男である…)


DGJT1304_a.jpg
ほれ。まさにこいつさTechnics!



いざターンテーブルを買ってみたものの何から初めていいかわからない。
とりあえずレコードをテキトーに数枚買ってみた。

それもなにを買っていいかわからないのだ。
レコード屋に行くと、熱心な目でレコードを“掘ってる”奴らがいる。
(※注:よりレアでかっこいいレコードを探すことを、掘るといいます)

とりあえず仕方ないから自分が知ってる曲でDJでやるっぽい曲買うべさーと買ったのはコレ

●Protect Ya Neck/ Wu-Tang Clan


●M.E.T.H.O.D. MAN/Method Man


いきなりハードコアすぎるだろーーーーーーーーということで、
まずこの2曲をつないでみることから、おらのDJミックス修行が始まった…

そう自分、
今でこそ、オシャレパーティーでDJとかほざいてますが、
最初は狭い部屋のはじっこで、こんなヒップホップを熱心につなぐところからスタートしてたのよ。

サンバイザーに、XLのアイスホッケーなシャツ、ダボダボなデニムにスニーカー。
やー、思い出すとなんだか恥ずかしい…

でもヒップホップは超クールだった。
Wu-Tang ClanやNAS、LL Cool Jは基本として、
DMX、Nelly, Ja Rule, Ruff Ryders, Jadakiss, M.O.P.
日本のヒップホップもかっこよかったなー。

●Slippin' / DMX

↑当時、超好きだった曲。


自宅の部屋にはRedmanのポスター貼ってたもん。
すっかりヒップホップにはまっていて、
もっとヒップホップのシーンに入りたいと思って、
横浜のゴリゴリなイベントとかに出演してたのよ。

イベント始まる前にクラブ行くと
ピッカピカのホイールのでかいSUVが止まってて、
ズンズンと低音効かせて…みたいな。

でももっと違うこともやりたいと、
そして学校のB-BOYな仲間とノリノリで、Freestylaというパーティーを始めた…

しかしヒップホップDJはすぐやめることにした…


つづく…
posted by 107gou at 00:24| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | How To Be A DJ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月19日

【映画レビュー】傷だらけの男たち 〜世界一セクシーな男が主演です〜


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さーて、ハチャメチャな釣りタイトルですいません(笑)
トニーレオンの話です。

「インファナルアフェア」のアンディラウ監督。
以前にここでもレビューしたハリウッドデビュー作「消えた天使」を見てから、
実は「インファナルアフェア」はマグレだったんじゃないか…と疑念を覚え気味の方です(笑)

(関連リンク:【映画レビュー】消えた天使 〜アブリルはやっぱりセクシー〜


そんな彼が、トニーレオンと金城武を迎えて撮ったこの作品。
ちょっと期待してチェキりましたよー。


ストーリーは、
恋人の自殺がキッカケでアルコール依存症となり、警察を辞職して私立探偵になったポン(金城武)。そんな彼のもとに警察の時に上司だったヘイ(トニー・レオン)の妻スクツァンから捜査の依頼が。実はスクツァンの父親チャウは億万長者なのだが、その父親が自宅で惨殺され、その死に不審な点があるというのだ。しかしそのことに夫のヘイは今ひとつ関心を示してくれないというのだ。一方、ヘイはヘイで誰にもいえぬ秘密があった……。やがて捜査を開始したポンは事件の背後にはとんでもない過去の出来事があったと知る。







読めると言えば、読めるラストのオチですが、
悪くはなかったドス。

このアンディラウ監督って思ったんだけど、無駄な伏線貼りすぎて、自爆してる気がする…
伏線貼りすぎて、結局、それがヒントになって、オチが読めちゃうという…笑

人間のダークな部分を描くところなどは凄く好きなタイプの演出なんですが、
もうちょっとしれっとどんでん返しにしたほうが良い気がする…
なんか色々ヒントが出てきすぎて、結局読まれてるっツー話。
(サービス精神旺盛というか、人が良いというか…)

インファナルアフェアは誰もがあんなオチになるとは思わなかったし、
アイデア自体が秀逸。
何よりも、オチよりも生き様みたいなストーリーが良かったから結実したけど、
こういう単発の作品だと若干苦しい部分があるかもね。

だから、この監督は案外、ラストエンペラーやゴッドファーザー的な
超長編モノとか向いてるかも。



そんなことはともかく、トニーレオン、相変わらず超セクシーですね。
私的に、世界で一番かっこいい男はトニーレオンだと思うんだよね。
もし女だったら絶対抱かれたい男。
こんな目だけでセクシーに語れる男ってそうそういないって。


金城武も、最近日本の映画とかドラマに出ないけど、
この人は絶対に広東語での演技が一番光ってる。
レッドクリフも、日本のドラマも冴えない。

結構、マイナーでひねりのきいた映画があってそう。
顔がチャラいから、そこをうまく使えると超活きるのにね(って超失礼)


やー、とにかくトニーレオンが相変わらずカッコいい。
女子的にこういう男どうなんでしょう?


ちなみに主題歌が浜崎あゆみでエンドロールで急になえるのは注意。



また相変わらず香港の定番俳優が出てきます…人材層薄っ!
posted by 107gou at 22:06| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】瞳の奥の秘密 〜女は目で訴え、男は目でバレる〜



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さて、これもだいぶ前に見たのですが、すっかりレビューを忘れていました。
最近、たまっているな…

というわけで、この映画、アカデミー賞 最優秀外国語映画賞で、
ある人もかなりおもしろいと絶賛していたので、そりゃ見るだろうと。
アルゼンチンの映画ってのは初めてです。


ストーリーは。
ブエノスアイレス―
刑事裁判所を引退したベンハミンは、
忘れ難いある事件を題材に小説を書き始める。
それは、1974年に結婚間もない女性が殺害された残虐な事件だった。
妻を奪われた銀行員の夫の深い愛情に突き動かされたベンハミンは、
判事の制止を振り切り、犯人を捜し始める。そして、ようやく容疑者にたどり着くが…。
それから25年。
タイプライターを前に自身の人生を振り返るベンハミンに、
上司だったイレーネの存在が鮮やかに甦る。
いまだ過去に生きる自分と決別するために、彼は事件の裏側に潜む謎と、
今も変わらぬイレーネへの想いに向き合うことを決意する。
果たして、ベンハミンは失った歳月を取り戻すことが出来るだろうか?





これは凄い映画だー。
アカデミー賞も納得。


まずよくこのブログで、邦題をかなり批判してます。
映画配給会社は、いい加減にせいと。

でもこの映画の邦題に関しては、この映画の本質を理解する上で、非常に適切なタイトルだと思います。
この映画はすべて、それぞれの心の中に秘めている秘密が、瞳に見え隠れするところがポイント。

裏を返すと凄く難しい映画だと思うんですよ。
瞳に見える秘密を探るなんて、実際にその場にいるならなんとなく雰囲気でわかるけど、
映画でそれを感じさせるなんて。

でもそれができている希有な作品。

この映画はひとりの男が2つの出来事に決着をつけるところがポイント。
一つは、忘れがたい殺人事件の真実。
容疑者は本当に犯人なのか、そして被害者の夫の深い心理とは?

もう一つは上司でもあった美しき女性イレーネへの思い。
本当に愛し合っていたのか、もしタイミングが変われば、愛し合っていたのか。


大人になればなるほど、空気を読んで行動します。
でも人の気持ちなんてわからない。
でも、瞳の奥を覗けば、そこに真実が見え隠れする。

そんなニュアンスをすごく上手に描いている、大人の上質な映画。
マジにレベルが高い!

確かにラストは、衝撃のラストです。
そこまで登場人物の発言が、ラストで一つに帰結します。

しかし、そのサスペンス性がすべてではなく、
この物語の本質が、人間って何なのか?を瞳で語っているところにあると思う。

ひとりひとりのキャラクターがすごく奥深い描写がなされていて、
人間の奥深さや複雑さを素晴らしい描き方がされている。


ある意味、サスペンスでもあり、
ある意味、極上の恋愛映画でもある。
そして人間とは何か?を問う映画でもある。

様々な深い味わいが得られる、極上の映画体験です。
さらに年取ったらもう一回見たい。




デンゼルワシントン主演で
ハリウッドリメイクが準備中とのこと…

posted by 107gou at 21:44| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月12日

男心がちょっとわかる映画3本 その1


映画ブログなんでこういうコラムを増やしていくかと(笑)。
さっそく女子ターゲットに向けたコラムで行くよー。


やっぱり色んな女性誌でも書かれている「男心」ってやつ。
雑誌もいいですが、映画にヒントはたくさん隠れています。
そんな女子の皆様、
男心の神髄をちょっと理解できるかもな、映画3本、まず選んでみます。


◎インファナルアフェア
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やっぱコレを見ずして、男は語れない…
男ってのは、時に自分のやるべきことのために、愛してる人も犠牲にする時がある…
本当は俺だって一緒にいたい…しかし、俺にはやるべきことがあり、
キミをそれに巻き込むわけにはいかない…
冷たい態度をとっていても、実は心で泣いていることもあるのですよ。
(かもしれない)






◎500日のサマー
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これは鉄板だと思う。男の子が好きな子ができて、付き合うまでの葛藤とか、しくじる感じがすごくよく出ている。
あと付き合ってからの空回りする不安とかね。
完璧に男心のアホさを巧く表現できている。

女の子も一緒だと思うけど、男も色々やらなきゃ、と思って、逆にミスる。
暖かく見守ってあげてほしいものです。
(たぶん)






◎アルフィー

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男はセックスと愛情はある意味別ものだと思う
(おーーーなんか、annan的なブログになりそうだぞ、とひとりで盛り上がる)

でもどんなに遊んでいたって、きっと心のどこかで「かけがえのないひとりの女性」を求めるところに
帰結するんだろうなーって思う。
軽さと誠実さは別。

(たぶん)

※すごくどーでもいいが、ジュードロウのファッションがかっこいい。


オリジナルの、マイケルケイン主演の「アルフィー」もおすすめ

というわけで、またこんな特集組んでみたいと思いまーす。

posted by 107gou at 00:11| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月07日

【RADIO107号室】最近のヘヴィロテー☆ 〜ロック復活…してるのか!?〜

はーて、映画ブログに事業転換しましたーくせにさっそく音楽の投稿です。
相変わらずの無節操ぶりはおいておいて、
まーいーじゃないですか。ということで。

さっそく最近のヘヴィロテー♪


●Walk / Foo Fighters


facebookでは書いたのですが、カートコバーンが死んでもう17年。
アルバムNevermindが世の中を変えてから、20年の月日がたってしまいました。
きっとイマドキの10代にとって、ニルバーナなんて、ローリングストーンズやビートルズと同じ
「過去の伝説のバンド」なんでしょうが、元ニルバーナのデイブはまだFoo Fightersとして頑張っています。

哀しくも、途中で自ら命を絶った盟友カートコバーンの死後を
「Millions Milesway」と振り返り、カートとは逆に「I never wanna die」と叫ぶ。
生き続け、ロックし続ける責任感の強さになんだかぐっと来てしまいました。

たぶんこれは90年代のロックを体験している人にしかわからないのかもですが、
別にかまわないさ!



●Riptide / Sick Puppies

前からこのオーストラリア出身のバンドが好きでひいきにしています。
前曲のMaybeのほうが好きですが、やっぱりこのボーカルの青臭い声と出しゃばりまくりの女ベースが好き。


●Smile / Avril Lavigne

久しぶりの登場。
大ヒットしたGirlfriendって曲を聴いた時「け、売りに走りやがった」と見捨てるつもりだったのですが、
久しぶりにこの曲を聴いて、またうっかりヘヴィロテ入り。
実はアブリル好き?
曲は好きだけど、年齢と共に逆行していくファッションはなんとかしてくれ、と思う複雑な親心。

この子、もうすぐアラサーなんだから、もっとサラマクラクランみたいに落ち着いた路線も追求してほしい…



●Helena Beat / Foster The People


最近気になるのがこのバンド。なんだかMGMTに似ているけど、このバンドも悪くない。
Pump Up The Kidsのヒットもありましたが、この曲も素敵。
ニューヨークのセンスのいい子が聴いてそう。


●Body 2 Body / Ace Hood feat. Chris Brown


クリスブラウンって色々ありつつも、やっぱり凄い才能だなって思う。
歌声もぎりぎりのバランスが凄い。リズム感といい、歌といい、人をぐっとこさせる。
Ace Hoodは Hustle Hardで「こいつ大丈夫?」と不安にさせたラッパーですが、
この曲で「あー一応、ちゃんとメジャーを意識してるのね」って納得。
ただ明らかにリルウェインのポジション狙いなのが気になるけどねー。そっくりすぎ。





●2 gether / Roger Sanchez feat. Far East Movment


ロジャーサンチェスと言えば、DJをやっていたクラブキッズにとっては神なわけです。
その神が、まさかのイマドキ最前線に登場。
有名な80年代のバンド B-52'sの曲をサンプリングしたセンスも抜群ですが、アゲアゲすぎる展開に
テンションもアゲアゲです。


●You'll be Killin em / Fabolous


なんかFabolousというラッパーが信用できなかったんですが、この曲は超かっこいい!!!!
ビデオもかっこいいし。
プロデューサーのLex Lugerは、Jay-ZとKanyeのコラボアルバムでも仕事してるなど、次世代のトップクリエイター最右翼です。


●Tu Olor / Wisin & Yandel


実は世界中から気になるアーティストを探しているのですが、この人達は有名なんですかね?
スペイン語でたぶんプエルトリコ系のレゲトンなグループです。
ビデオなどが本格的すぎてビビった。


●Mr.Saxobeat / Alexandra Stan


このヘヴィロテのコーナーで以前に紹介したこのルーマニア人の美人シンガー。
この曲でついにアメリカのチャートにチャートイン!うわーすげー。
実は自分もDJでかけていたので、聴いた事あるひともいるかも。



●Sun Is Up / INNA


同じく最近よく聴くのが、このシンガー。次世代メジャーだな、とかなり注目中。
と調べてみたら、またまたルーマニア人。
ルーマニアきてますね〜。

この曲というより他の曲も良いです。
この手のヨーロッパのイビサなクラブサウンドが好きな方はおすすめ。




とまたハチャメチャですが、ロックで聴ける曲増えて嬉しいわい。

posted by 107gou at 02:01| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | RADIO107号室(音楽紹介しながらラジオ風にブログする) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月02日

【映画レビュー】ツーリスト 〜アンジェリーナージョリーの厚化粧〜

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さーて、ジョニーデップと、アンジェリーナジョリー。
二大スターの共演と話題になったこの映画。

最近、台湾やら香港やら、あげくのはてにチェコ、フランス、
モロッコ、オランダ、など「世界の車窓から」ならぬ
「世界の映画から」をやってた私も、久しぶりにハリウッドに戻って参りました。


さっそくストーリーをば。

アメリカ人旅行者フランクは、パリからヴェネチアへ向かう列車の中で、謎めいた美女エリーズと出会う。
彼女に誘われるまま、ヴェネチアの超一流ホテルにチェックインし、夢のようにゴージャスでロマンチックな時を過ごすフランク。
しかし、一夜明けると悪夢のように恐ろしい運命が待っていた。
なんとフランクは、エリーズの恋人で誰にも顔を知られていない大物犯罪者と同一視され、捜査当局と巨大ギャングの双方から追われるはめになったのだ……。
光と影が怪しく揺らめく水の都ヴェネチア。周到に張り巡らされた迷路のような罠から、フランクとエリーズはいかにして脱するのか?



とにかく豪華の一言につきる。
ロケの予算をケチる昨今のハリウッドにおいて、
大胆にもヴェネツィアの色んなところで撮影し、
数十億円のギャラのかかるスターを2人も使い、
ハリウッドらしい派手な演出も手抜きなし。

映像はヨーロッパの豪華絢爛な世界観をしっかり演出。

やー最近、脱ハリウッドで、わりと低予算の映画を見ていたので、
なんだか、「わー、やっぱ金があるって、すげー」って素直に高い予算をかけた映画に感動してしまうというパラドックス。


とは言ってもですね、段々目が慣れてくると、
「とにかく豪華」なことしかこの映画、取り柄がないことに気がついてくる。
いまいちスリリングじゃないし、ラブロマンスとか言っても、あんまりドキドキしないし…
正直、アクションなのか、ラブストーリーなのか、サスペンスなのか…はっきりしないのだ。

せっかくアンジェリーナージョリーがセクシーで、相手もジョニーデップなら、
もっと官能的な映画にしても良かったんじゃないか?と思ってしまう…

フランス映画だったら、間違いなくエロ&バイオレンスの連続で、
すごく緊張感あふれる映像が展開されるだろうーなーって思っちゃうくらい物足りなかった。


はっきり言います。ラストは「驚いた」なんて人もいましたが、
オラは途中から、「まさか、◯◯◯ってオチじゃないよね?」って読めてしまった…
うーん。

ちょっとねー。
ジョニーデップも、「パイレーツ・オブ・カリビアン」あたりから、
最近失速気味のブラピに代わり、万人に受けるスターのポジションに入っちゃって、
昔ほど刺激的な役じゃないし…

アンジェリーナジョリーも、確かにセクシーだけど、
厚化粧しないと、いまいち苦しい感じは否めない。

個人的にはハリウッドの俳優よりフランスとかの俳優を起用して、
例えば、ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチの夫婦共演でやったほうが
おもしろかったのになーなんて思っちゃった。
(ただし、超エロくなりそうだが)

どーにも、アンジェリーナはアメリカすぎて、ヨーロッパの雰囲気に合わない…
むしろスーパーモデル系の女優。
例えば、オルガ・キュリレンコとかだったら、嬉しいのになーとか
まさかのヴィンセントギャロという奥の手も笑えたなー
ってかそんなキャスティングだったら、予算がおりないか…笑


すいません、マニアックな妄想に走りましたが、

そんなアホなことも言いたいくらい、
ハリウッドのお約束だらけで、監督ちゃんと仕事せいって感じでした。
平均点って感じ。
80年代〜90年代のハリウッドが好景気な頃は、
こういうスターがガンガン出てくる映画って結構、輝いていたけど、
今の時代は、スターの力より、監督や脚本家などクリエイターの作家性が
ヒットには重要な気がする。

普通に楽しめるけど、こういう映画をあえて褒めないのが、私流。





とか言いながら、相変わらずアンジェリーナはエロいなーと思ったのは内緒です。

posted by 107gou at 00:21| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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