2012年01月26日

【RADIO107号室】最近のヘヴィーローテーション ~ これが今年のメジャーだ!〜

なんて、釣りくさいタイトルをまたつけてしまいました。
反省します(嘘)


さっそくですが、最近「何聴いてるの?」のコーナーです。
2000年代も終わり、次の2010年代に突入しましたが、
今回のセレクトはそんな時代の変化を意識したセレクトにしました。

●Stupid Hoe / Nicki Minaj


これを聴いた時、正直「ヒップホップはここまで来たか…」と思いました。
90年代にDe La SoulやNotorious B.I.G.とかを聴いてた若者に
タイムスリップして、これを聴かせたらぶっ飛ぶでしょうね…笑。
とことんメジャーになったヒップホップも、もはや違う方向に進化し、
その限界ギリギリのところにいるのがこのNicki Minajかなと思います。
もうヒップホップじゃないとも言えるくらいのレベル。
テクノでもあり、ダンスホール的でもあり…
ぶっ飛んでるビデオクリップも含め、この曲は2012年を占う曲になると思います。

●Dance(A$$) / Big Sean


今自分が感じている世の中の流れを伝えたくて、あえてこの曲を次に紹介します。
2011年一番活躍した新人と言われているBig Sean。
他の曲は微妙!と思ってたけど、この曲クソかっこいいね!
このビートって何よ…こんな極端にソリッドなビートありえないでしょ。
明らかに、2000年代にも、90年代にもなかった。


●Strange Cloud / B.O.B. feat. Lil Wayne


同じ流れで、この曲。Diplo?って思うくらいエレクトロちっくなビート。
メジャーで流れているとは思えない。
ここまで紹介した三曲で共通しているのは、
ソウルフルとか、メロディアスとか、甘いファンクネスとかを無視した
どこまでも太いビートに特化したトラック。

ラップもなんだか、極端に同じフレーズを繰り返したり、
従来のヒップホップであまり見られないやり方ですね。
そしてやや、Dub Stepの影響を感じます。


●In Da Box /Sean Garrett feat. Rick Ross


私が一押しのソングライター&シンガーのショーン・ギャレット。
「常に新しい楽曲の構造に挑戦する」彼の才能はものすごいです。
これももはやラップなのか、歌なのかを越えてますね。
でもこの連呼や繰り返しの感じが、R&Bというより、テクノ的。

ここまで見て思うのが、とことん「ケミカル」「デジタル」な感じだよね。
つきつめたなーと。

●Ima Boss/ Meek Mill feat. Rick Ross


同時にヒップホップのもう一つのメジャーがこっちの流れ。
このド派手なトラックに、ハーコーっぽい感じは、
ケミカルちっくというか、テクノ化するヒップホップの中で、
従来のファンを拾い集めてる気がする。
大ヒットしたこの曲も、上がるわー。
ハーレムとかでかかってるのかなー。
Rick Ross周りは盛り上がってるねー。

もう一つのトレンドがこっち
●Wild Boy / Machine Gun Kelly feat. Waka Flocka Flame


自分最近このドレッドのいかにもうさんくさい黒人のほうの、Waka Flocka Flameって好きで、彼の他の曲をよく聴いてるんですが、
彼やGucci ManeみたいなBPM遅すぎるトラックにゆるーい感じのラップがのっかるのも
かっこいい。
ワカロッカはホント、他の曲とかもアホ丸出しで素敵。

と進化しまくるヒップホップシーンですが、
こんな人もいました。

●The Way You Move /Ne-Yo feat. Trey Songz, T-Pain


あれだけハウスやエレクトロとか流行に乗っときながら「原点回帰」とか
言い出す人もいるってことですね。

●Hell On Earth /French Montana Waka Flocka feat Prodigy


と思ったら、先ほどのワカロッカさん、こんな90年代丸出しの曲でもラップしてるんで、
90年代風味ってのは今年あたりからかなり増えるんじゃないでしょうかね。
やっぱーいいわー。たまらん。
ケミカルなサウンドに耳が慣れると、こういうのがたまらなく、
飲み過ぎた後の、赤出しのみそ汁のごとく染みる…笑


と今回はヒップホップまみれでしたが、ヒップホップは熱い!
すごく熱い!


posted by 107gou at 23:24| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | RADIO107号室(音楽紹介しながらラジオ風にブログする) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月09日

【映画レビュー】キラーインサイドミー 〜美女フルボッコ〜


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さって、私の好きな映画監督の一人に、マイケル・ウィンターボトムというイギリス人がいます。
90年代初頭から今に至るまで第一線で活躍し、ブリティッシュムービーでははずせない方なんですが、
とにかく、作風が広すぎて、特徴が全くつかめない人です。
「24アワーパーティーピープル」
「9 songs」
「I Want You」
「CODE 46」
「GO Now」
「イン ディスワールド」
きりがない…

参考レビュー:
【映画レビュー】24アワー・パーティー・ピープル 〜クラブカルチャーの原点ここにあり〜

【映画レビュー】日陰のふたり 〜イギリス版草食男子〜


【映画レビュー】9 songs 〜セックス→ライブ→セックス→ライブ〜

※こう思うと結構ファンじゃん、自分。。。

ただ実は共通するのは、
紳士的な顔して、セックスとバイオレンスに容赦ない作風な方だなーと。
そんな彼が、
ジェシカ・アルバと、ケイト・ハドソンという美女を思う存分いたぶる映画を
送り出してくれました。

というわけでストーリーを

田舎町の保安官助手ルー・フォードは、物腰が柔らかくて愛想がいいと評判の青年だ。長年連れ添っている町一番の美人教師エイミーとの恋愛も順調である。しかしある日、取締りの一環で出会った娼婦ジョイスとの激しいセックスが引き金となり、20年間眠っていた悪夢のような衝動が、目を覚ました。過去の復讐も絡まり、ルーが次々と引き起こす怪事件。思いもよらぬ切り札を用意した捜査チームに追い詰められるルーの歪曲した自己破壊が今、始まる ―




いやー、サイコですね。
平和なアメリカの中西部の田舎。
町の人からも尊敬される保安官助手の狂気。
「アメリカンサイコ」を思い起こさせますね。
あの「アメリカンサイコ」が好きな方はドハマリしますが、
確実に嫌悪感を覚える人もいるタイプの映画です。


とにかく、フルボッコしか感想が無い(笑)。
ジェシカ・アルバをここまで殴るとは…

殺人とか、暴力って、動機が有ることが多い。
金が欲しかった、むしゃくしゃしてやった、追いつめられて殺した…
色々です。そう言う人は、間違った道ではあるが、ある意味正常なわけですよ。

でも、動機が無い殺人やバイオレンスほど、たちの悪いものがない。
この主人公の保安官助手ルーは、女をボッコボコに殴りながら
「ごめん」「愛してる」という。

彼にとって、愛の最上級表現がバイオレンスなわけです。
僕たちが愛している人に、言葉や行為やキスやハグで、その気持ちを表現するように
彼は愛する女性をボコボコにする。
もうサイコです。マッドすぎます。

そんなあまりにもブラックな世界観を、上手に表現したなーって思いました。
もともとこの原作は、異端のノワール作家、ジム・トンプソンの小説を
映画化したもの。
そのダークかつ、救いようの無い世界観を表現できたと言えるでしょう。
だから、結局この映画は何が言いたいの?って思う人もいるでしょう。
別に言いたいことなんてない。

暴力をふるう本人にとって、別に特別なことじゃないから。
僕たちが、愛する人を愛するように、暴力をふるっただけ。

なんてひでぇ映画だ(笑)。

最後のシーンもあえてチープな演出を施したりと、
完全に確信犯の映画ですね。
タランティーノとはちょっと違う悪夢感が個人的には嫌いじゃないです。

どうしようもなく「痛い」気持ちになる
ウィンターボトムらしい巧い映画です。


余談ですが、娼婦役のくせにお尻しか出さない
ジェシカ・アルバの脱ぎっぷりの悪さは許せません(笑)。

ケイト・ハドソンの田舎のどーしよーもない女っぷりの
変身こそ賞賛したいです。
死ぬシーンは最強です。



田舎ほど怖い。
posted by 107gou at 20:38| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

【映画レビュー】シラノ恋愛操作団 〜オシャレ、かわいい、胸キュンの三拍子揃ったイマドキな韓国発ラブコメ〜

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さーて、なんでこんな映画見てんだって話ですが、
その辺はツッコマないでください(笑)。

あまり知られていないですが、韓国の映画です。
なんとなく韓国の映画で、こういう軽いのって見る気がしなかったので
避けてきましたが、ちょっと気になってみてみました。

ストーリーは、
演劇俳優ビョンフンは小劇場で活動をしていたが資金不足で継続できず、仲間のミニョン達と仕方なく恋愛エージェンシー‘シラノ恋愛操作団’を運営する。恋愛に苦手な人々に代わりに成就させる恋愛エージェント。時には映画撮影顔負けのロケーション、完璧に仕組んだ脚本で依頼人の恋愛を成就。ある日、スペックは最高だが恋愛はまるでダメという若いファンドマネージャー、サンヨンが、ビョンフンの元に訪ねて依頼する。彼が恋に落ちた相手は、考えが読めないが愛くるしい美貌のヒジュン。しかし、彼女のプロフィールを見た瞬間、ビョンフンは戸惑う。相手のヒジュンは、実はビョンフンがフランス留学時代に付き合っていた昔の恋人だったのだ。ビョンフンのおかしな態度に気付くミンヨン。今回のオファーは断ろうとビョンフンは多額の金額を吹っ掛けるが、サンヨンはあっさり条件を飲んでしまう。多額の依頼料に、他のメンバーは意気込んで作戦を開始するが…




ヒロインのヒジュンが、スーパーかわいい!!!!!うおーーーーーーー

と、いきなり取り乱しました…汗汗

それはともかく、
なかなかおもしろくて、よくできているなーって印象です。
韓国のイマドキの若者ってこんな感じ?ってのもかいま見れて、そこもおもしろかったし。

普通に飽きずに一気に見れました。
デートムービーとしても最高だと思いますよ。

恋愛を応援するエージェントって、うっかりすると
陳腐なアイデアになりがちですが、
この映画が巧いなーって思うのは、
恋愛をすべてハッピーなものと描かないところ。

この映画で描く映画ってすんごくビターな苦い味わいなんですよ。
そうだよねー日本の月9のトレンディドラマみたいに
美男美女がキラキラした世界でロマンスなんて
ちょっと違和感がある。

しかしこの映画では、
「うまく付き合えたって恋愛はそうそううまくいかんよ」
みたいなスタンスも見え隠れするのよね。
どこか現実的というか。
だからこそ、逆にときめいてる時間に深みがあるというか。

個人的にはラストが超好き!
これはかなりいい!
クライマックス(?)のシーンとかも、
もう男としては気持ちがわかるから、ぐっと来ちゃう。
胸キュンしまくりですよ(きもいとか言うな)


軽いトレンディなラブコメなようで、
さりげないところがしっかり作ってあるので、楽しめるわけです。
こういうの大事ね。
韓国の映画もレベル高いなーって感じる。

あと
韓国と日本の微妙な違いや、リアルな若者の雰囲気も楽しめるのも魅力。

韓国って、こういう告白系イベントって、日本以上にしっかりやりたい派なんですかね?
日本だったら、「ゼッタイ、そんなんでキュンとしないだろ」みたいなクサいセリフも
当たり前のように言う。
ってか、付き合うだけで、指輪とか渡すの!?とか。
色々新鮮な驚きがありますよ。

あとは最近韓国ではカフェ文化も流行っているのか、
カフェがいちいちオシャレです。
ソウルって街こんなに奇麗でオシャレなのかね?


最後に俳優陣ですが、
やっぱりヒジュン役のイ・ミンジョンのかわいさが尋常じゃない。
ファッションも超オシャレだけど、これはヤバい。
そりゃ、そんなにがんばるよ。ええ。
元モデルの女優さんらしいですね。
ファッションにも注目です。

というわけで、
オシャレ、かわいい、胸キュンの三拍子そろった秀作でございました。
あー恋愛したいよねーって思う<腐




アジアブームは続きます…




posted by 107gou at 22:14| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【映画レビュー】ヒアアフター 〜スピリチュアルものじゃありません〜


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さって、まだまだすんごいたまっている映画レビュー。
旧作はもはや後回しで、比較的新作を中心に、
淡々とこなします。

さて、もはや“巨匠”の域に近づきつつある、
映画監督クリント イーストウッド。

彼が俳優というイメージあるんでしょうか。
またまた重厚な映画を届けてくれました。
津波のシーンなどがあり、日本では震災の影響で
公開延期になった映画でございます。

ストーリーは、
フランスの女性ジャーナリストのマリーは、津波にのまれた時に臨死体験を経験。その時に見た不思議な光景を忘れることができずにいた。イギリスの少年マーカスは、愛する双子の兄を亡くしてしまった悲しみから立ち直れず、兄と再会することを望んでいた。アメリカ人ジョージは、かつて霊能者として知られた人物だが、次第に自らの才能を嫌悪、その才能を用いずに生きていた。
死という謎にとりつかれたこの3人が、ある日ロンドンで出会うことになる。





なんか霊能者とか出てきて、妙にさけちゃうところがありましたが
これはそういう類いの映画じゃありません。

人生の哀しみから、立ち直る再生の映画です。
さすがはイーストウッド。またもや人生を考える重厚な映画をぶちあげてきましたねー。

基本的に、フランスの女性ジャーナリストと、ロンドンの貧しい双子兄弟と、霊能者のマットデイモンの3人の物語がそれぞれ展開し、あるところでつながります。

最初、いきなりド迫力の津波シーンとか出てきて、
「え?何の映画?」とか、借りてきたDVD間違えたかな?って、
一瞬面食らうけど、ちょっとだけ我慢して見てみてください。

途中から加速度的に引き込まれて行きます。
この映画で描いているテーマって必ずしも、死だけに限らない。
大切な人との別れや、辛い出来事など人間誰しも、振り返ると
心が痛い過去ってあると思うのですが、
それでも、人生は進むし、生きて行かなければいけない。

そんな当たり前だけど、大事なことを教えてくれる映画です。
なんかどこか映画「バベル」を思い起こさせました。

あとすごく個人的なことですが、
マットデイモンと料理教室で出会う女性役を演じる
ブライス・ダラス・ハワードがかわいすぎて、胸キュンでした。



料理教室は出会いの場なんですかね?
posted by 107gou at 21:47| クアラルンプール ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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