
さてと、めずらしくヒューマンなドラマです。
最強のコメディアン?であるアダム・サンドラーが
いつになくマジな役に挑戦した意欲作。
というかもう一人の主人公役が、ドン・チードル。
ここであえてデンゼル・ワシントンとか、使わず
この渋い配役がたまらん。
それはともかくストーリーをば。
ニューヨークの歯科医アランは美しい妻と二人の娘に恵まれ、さらに仕事は順調、
他人もうらやむ生活を送っていた。ある日アランは大学時代の
ルームメイト、チャーリーを街で見かける。彼は“9.11”で妻子を亡くして以来、
消息がわからなくなっていたのだ。後日アランは再びチャーリーと遭遇するが、
彼は昔のことを覚えていない様子。だが、自宅アパートに招待してくれた。
そこは何とも言えない不思議な空間で…。
まずオイラは9.11モノの映画は、どうしても偽善臭くて基本的に
見ないことにしています。
正直、本当の真実はわからないし、確かに悲劇であるのは
マチガイナイが、それを安易に美化するような映画に
共感はできないから。
しかしこの映画では、9.11が問題なのではなく、
大事なテーマは、人と人のコミュニケーション。
一見、順調な人生に見えるアランが、
苦しみながらも殻にこもり、誰からも見捨てられた
チャーリーを、どうしても見捨てられなくて
ぶつかりながらもコミュニケーションを取るところから、
様々な人と人のコミュニケーションへと広がっていく。
そこに注目です。
結局人は一人で生きることはできないし、
一人で人生を生きようとしたら本当に苦しいと思う。
大切な人が、今よりももっと大切に感じる映画ですよ。
ケンカ中のカップルなどはどうでしょうか
(またそういう紹介かよ:笑)
個人的には、アダムサンドラーが病院で、
泣きながら思い出を語るシーンは、かなり泣けました。
人って辛いことがあったときに、
ワーって感情をすぐに発散できる方が大変だけど健康的だなあ、
がんばらなきゃ、がんばらなきゃ、って自分を必死に押し殺して
あるとき、「泣いてもいいんだよ」的に
ふっと切れたときに、すごく涙が出るもんですよねーって思った。
あとは、見ようと思った直接のきっかけは、
やっぱりニューヨークが舞台ということ。
ニューヨークの町並みを楽しめますよ。
自分にとっても、ニューヨークは思い出があるので、
なんだかせつなくてよかったです。
ずばり泣けます。



