2009年07月06日

【映画レビュー】ラフマニノフ ある愛の調べ 〜実はフィクション?〜



41qaHoGSNuL._SL500_AA240_.jpg


さて、久しぶりの映画レビューです。
ロシア出身で、20世紀最大のクラシックの作曲家
セルゲイ・ラフマニノフの半生を、
様々な形で彼に愛を注いだ3人の女性との愛をからめて、
描くロマンチックな一作です。


ストーリーは、
1920年代、N.Y.カーネギーホールでは
ひとりの男に惜しみない拍手が送られていた。
その男とは、数々の難曲を生み出し、
超越的な技巧で自ら演奏をこなす“ピアノの魔術師”と
呼ばれた20世紀最大の作曲家、セルゲイ・ラフマニノフである。
混乱のロシアから亡命し、アメリカで成功した彼だったが、
やがて作曲に行き詰まり日に日に憔悴していく。
そんなある日、彼の元に贈り主不明の白いライラックが届く。
その甘い香りを嗅いだ瞬間、かつての情熱的な恋の記憶が蘇り、
ラフマニノフの中に再び一つの旋律が生まれようとしていた…。




もうね、ロマンチックあるね。
ロシア人の俳優で、ロシア語で演じられるこの映画。
トーンも全体的に最近の映画とはなんか違う。
地味に華やかとでもいいましょうか…


ただ、この映画、賛否両論みたいですね。
映画のラストの字幕にも描いてあるのですが、
完全に事実だけを描いた伝記というより、
フィクションな内容を盛り込んで、描いているらしいのです。
その辺、ラフマニノフの伝記…として見たかったファンには
受け入れられないだろうなーって感じです。

ただ、ラフマニノフに特別な感情を持っているわけではない
自分には、逆にひとつのロマンチックなラブストーリーとして
それなりに楽しめました。

何が良かったかって、
ラフマニノフを愛した3人の女性の違いの描き方。

ラフマニノフに熱烈に愛され、彼の才能のインスピレーションで
ありながら彼の元を去っていくアンナ

ずっと彼の才能を信じ続け、何があっても傍にい続けた妻、ナターシャ

さらにラフマニノフと違い、共産主義革命を信奉しながら
一時の情事でラフマニノフに去られながらも、彼の
人生の重要なところで彼を愛するが故に救うマリアンナ



この女性達とのかかわりから、
ラフマニノフの創造性への影響がなかなか興味深い。
やはり男は女に生かされているのでしょうか…

きっとラフマニノフにとって、
3人の女性をそれぞれ、愛していたんだろうな。
この辺、わかるなぁ〜。


好き嫌いはありそうですが、
なかなか興味深いラブストーリーでありますよ。



posted by 107gou at 17:59| 愛知 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 107号室的映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/122937037
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック