
さて、前から見ようと思ったのに
全くチャンスに恵まれなかった映画。
期待値も高まるっつーもんですが、
これは監督が、「π」「レクイエム・フォー・ドリーム」など
難解だけどスタイリッシュな映画を作り上げてきた
ダレン・アロノフスキー監督。
上記、2つの映画タイトルを見ればわかるとおり、
そんなシュールかつダークな人がラブストーリーなんか
作れるんかぃな!?って疑問と期待から見てみました。
ストーリーは
難病に冒された最愛の妻の命を救いたい……
その思いだけを胸に、特効薬の研究に没頭する医師のトミー。
妻のイジーは運命を受け入れ、
残されたわずかな時間をトミーと過ごし、
彼の心に自分が生きた証を刻みつけたいと願う。
だが、妻の命が尽きる前に新薬を完成させようと焦るトミーには、
その思いが届かない。
そんな彼に、イジーが渡した最後の贈り物。
それはトミーの前世を思わせるスペインの高潔な騎士が女王の命を受け、
不死を約束すると信じられている伝説の<ファウンテン(生命の泉)>を
探す旅に出かけていく、壮大な物語だった……。
まずメジャーにしてはぶっ飛んでるねー、この映画。
邦題のつけ方とか考え直したほうがいいと思うよー
誤解招くどー。
全体として3つのパラレルワールドが
同時進行していきます。
ひとつは、現代のトミーとイジーの世界。
もうひとつはイジーの書いた小説の世界。
トミーとイジーがそのまま騎士と女王になってます。
そして、これが謎すぎるんだけど、
宇宙のどっかの謎の世界で僧みたいなトミーが
生命の木と二人きりという未来的な哲学的な世界。
これが同時進行で進むから意味がわからんっていう。
ただ基本は、現実の現代の世界がメインなので
そこからストーリーを読み取っていくと
結構、感動的なんですよ。
なんとか相手に生きてもらいたいと奮闘するのも愛だし、
死んでしまうけど相手の心の中で生き続けようとするのも愛。
二人は愛し合っていることだけは間違いないのに、
その愛の形が微妙にすれ違う悲しさというのがなかなかせつない。
その中でテーマは「最愛の人との別れをどう自分の中で消化していくか」
奥深い…
自分だって、目の前に最愛の人が死にそうだったら、
「心の中に刻みつけよう」なんて思えないで
必死になっちゃうと思う。でもそれをこの映画では別に否定してない。
そのトミーの妻への思いって、すごく自分もわかるなぁ〜って思った。
そこまでは良かった(笑)
なのに、サイケデリック?スピリチュアル?な演出が多くて
意味不明になること多々。
まぁそれがまたこの監督らしくていいのかもしれないけど、
好き嫌いは分かれるんじゃねー?って思った。
ヒュー・ジャックマンっていいですねー。
「わらっていいとも」出演時のあのハイテンション見てから
だから余計、変な感じ〜(笑)。



